3日から2泊3日で日本最大のガン類の越冬地、
宮城県の蕪栗沼と伊豆沼に鳥友さん達と行って来ました。
《12月3日》
新幹線はお昼頃仙台駅の1つ先の古川駅で下車。
レンタカーで沼周辺の田圃を巡りシジュウカラガンを探した後
蕪栗沼(かぶくりぬま)に行きました。
(マガンはあちこに居たのでその内見慣れてしまったけれど)
初めて見た時は「居た・居たッ」って鳥友さん達と大興奮。
マガン(真雁)65〜86cm ・ オオハクチョウ(大白鳥)140〜165cm 幼鳥
マガンの中に黒い頭に白い頬のシジュウカラガンが居ないかと探しました・・・。
「居ないね〜」
「ウ〜ン・・・」
警戒心が物凄く強くて車が近付くと逃げ出します💨。
「居ないな〜」と思って移動してしまったけれど
・・・写真をよくよく見たら居ました😓。
何ヶ所目かでやっと発見
絶滅寸前まで追い込まれたガン。
保護活動が身を結び今年は11月に1ヶ所で9000羽が確認されたそうです。
シジュウカラガン(四十雀雁)56〜61cm
移動中、遠くから見てマガンだと思っていた子達。近くで見たら・・・違った
シジュウカラガンを見て最初の目的を達成したので
ガンのネグラ入りを見るために蕪栗沼に💨。
北側駐車場に着いたら一瞬停められないかと思ったほど車が沢山
カメラマン達はネグラ入りではなくチュウヒが飛ぶのを待っていました。
カメラの設定をどうしているのか聞きながらそのカメラマン達に混じって待っていたら
15時半頃茶色い猛禽が飛んで来ました。
「ハイチュウだ!」と言う声を聞いて森永のハイチュウを思い出してしまった私。
『何かを省略したんだ』と気が付き考えました・・・灰色チュウヒ。
チュウヒみたいだけれど白い腰が目立っていたこの子はハイチュウのメスか幼鳥。
ハイイロチュウヒ(灰色沢鵟)♀48〜54cm
名前通りの灰色のチュウヒが飛び回り始めました。
綺麗なので見惚れながらパシャパシャ。
♂ 43−47cm
カメラの設定をどうしたら良いのか分からず💦。
『シャッタースピード上げると暗くなって闇夜のカラスになるし・・・どうしよう』
迷いながら撮っているうちに・・・
ガン達が少しずつ帰って来ました。
遠〜くの方から次々に現れて・・・
次第に数が増えて行き・・・
あっちを見ても、こっちを見ても・・・ガン
皆んなシルエット。
白鳥達も帰って来ました。
翼をV字形に保って飛ぶハイチュウをもっと近くで撮りたかったけれど諦め・・・
今度は本命のガンのネグラ入り。
マガンだけでなくシジュウカラガンも居るはずだけれど・・・シルエット。
体を捻りながら高度を落とし、ヒラヒラと落下するガン達の様子を落雁って言うんだそう。
次から次に降りて来て・・・
ヒラヒラ・・・
水面がどんどん埋まって行った頃・・・『もう撮れない😢』。
日が落ちるのが早いので16時15分に撮影終了しました。