わたし(母)が、3歳の頃の写真が出てきた。
おこめちゃんにそっくりだったので、びっくりした。
おこめちゃんが写真を見て、
「それおこめちゃんやん!これどこにいてるん?」
と疑い無く聞いていた。
本人ですら、自分だと錯覚するほど似てる。
こいもちゃんが写真を見て、
「こぇっ(これ)、ねぇ~ね!ねぇ~ね!」
と、めっちゃ言ってた。
1歳の妹ですら、姉だと錯覚する。
それくらいの、そっくりさであった。
「これはおかあちゃんが、3歳のときの写真やで」
と答えたら、
「はぁ?どういうこと?」
と戸惑っていた。
こどもは、親がこどもの時があったなどとは想像し難いのだろう(笑)
こどもにとって親は、最初から親だけど。
親にも、こども時代があった。
どんな大人にも、こども時代があった。
この写真に写る、赤い紙で包まれたプレゼントの中身をわたしは全く覚えていないが、
自分がこどもの頃に注がれていた愛を、
こうしてたまに思い出すことがある。