実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [Blu-ray] 4,104円 Amazon |
先日、テレビで あさま山荘事件の特集をやっていましたね。
すぐにこの映画を思い出して、iTunesでレンタルしました。
確かこれは夫が凄く見たがって、私は無理矢理連れて行かれた。。。と記憶してます 映画館は私たちより少し上の世代の方々が多かったです。
有楽町にある映画館の通路には、当時の生々しい新聞記事とかが貼られていて、それらを食い入るように見ていらした。
あさま山荘事件、私は生まれてたわよ。
それが何か?(`・ω・´)あん?
ただ、小学生だったので
どのチャンネルも同じニュースばっかりだなー、
何か大変な事件みたいだなー
って、その程度の記憶です。
何年後かに、学校か子供会か何かのバス旅行で、山荘の前を通ったとき「これが あさま山荘事件の舞台になった建物です」って言われたけど、ほぇーって反応しかありませんでした。
この映画を見た後も、結局 彼らの思想は理解できず(というか難し過ぎてちんぷんかんぷん)感情移入も出来ず、ただ愚かなことをやらかしたもんだ、と思うばかり。
でも、総括と言う名のリンチのシーンは、残酷極まりなく、直視できませんでした。
これは映画だけど実際に起こったこと、実際はもっと残酷であっただろう、と想像するのも辛かった。
確かに彼らのやったことは常軌を逸してるけど、今の若者にこの熱意(?)はあるかしら?
彼等は 自分たちで国を動かそうとしていて、動かせると信じていたんですよね。国のためになのか、思想のためなのか、私にはさっぱりわかりません。
救いのない映画でしたが、山荘の人質(管理人の奥様)を気遣う連合赤軍のメンバーの態度には、何故だかホッとしました。
思想のためなら人を殺していいのか、盗みを働いていいのか、って考えるのは間違ってます?
いい大学を出てても、やってることはチンピラじゃん。
この映画、たしか3時間くらいある長い映画です。この当時のことを知ってる人も知らない人も、見る価値ありです。
ずっしりと重たい映画です。