ロング秋バケーションから主治医が戻り、相談員から電話があった。医療機関への転院について相談したいので来院して欲しいとのこと。例のごとく、退院が迫ってるのでなるべく早めの日にちで平日の午後といわれ、カッチーン‼︎
自分が散々休んでおいてそれはないのでは? 正直あの医者は信用できないので、土日以外で時間作る気ないわ‼︎と。ああ、大人気ない。

でも言ってみるものである。意外とサラリと主治医が変わった。
今までは、栄養が摂れず意欲もなく、この後の段階としては療養型病院でチューブか胃瘻。そうなると余命は平均2年、、、などと言われていたが、
まだ口から食事が摂れてるのにそれじゃかわいそう。平行して病院も検討するがなるべく自宅へ帰れるよう点滴も取る方向で調整する。ただ自分が診察しだして日がないので、もう少し時間が欲しいと。

この先どう転ぶかわからないけど、本当にありがたいと思った。入院中の主治医って変更できないと思いがちだし、しかも退院が迫っていたら余計に我慢してしまうけど、弁が立ちすぎる自分に今回は感謝。言ってみて良かったし、主治医と合わなくて悩む人がいたら、後悔しないためにトライしてみてほしいと思う。


病院への不満や苦情をぶつけたいと思っても、受け入れ先がないのが現実だ。
例えば今の病院ではインシュリンの打ち間違いがあった。患者の家族は、どこに言えば一番再発防止になるかと思考錯誤していたが、もみ消さられずに病院やそのグループに意見する場所がなかなかなかったという。
結果、顛末を書いた紙を病棟に貼るということに落ち着いたのだが、長く待たされた結果、責任者の名前もないような報告書を渡されかなり苦労していた。

ネットで検索していると、医療安全支援センターというサイトを見つけた(詳しい業務内容は下部に添付)

試しに、以前から悩んでいた主治医の変更について相談してみることに。理由としては

1.日勤の医師が主治医では、夜の面会時に顔を会わせるのが難しい
2.病棟で話しかけても立ち止まって話を聞いてもらえない
3.仕事中にかかってくる電話で「おたくは頭が正常でないから回復しない」など言われる

以上のようなものである。
役所仕事だし、返事はいつになるかわからないと思いつつメールを送ると、予想に反して即返答が。

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 お問合せいただいた「主治医の変更」の件についてお答えします。

 申し訳ありませんが、主治医の変更が可能かどうかについて、⚫️⚫️保健所で判断することはできません。

 入院先の病院に、主治医や病院に対する相談を受け付ける部署があると思いますので、そちらにご相談いただきたいと思います。

 お大事にしてください。

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笑止。
Yahoo質問箱のほうが、まだ親身な回答がもらえるというものだ。

ちなみにホームページでは以下のようにうたっているが、こういう対応をしていればいいならラクなものである。



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医療安全支援センターの主な業務

  1. 患者・住民からの苦情や相談への対応(相談窓口の設置)
  2. 地域の実情に応じた医療安全推進協議会の開催
  3. 患者さん・住民からの相談等に適切に対応するために行う、関係する機関、団体等との連絡調整
  4. 医療安全の確保に関する必要な情報の収集及び提供
  5. 研修会の受講等によるセンターの職員の資質の向上
  6. 医療安全の確保に関する必要な相談事例の収集、分析及び情報提供
  7. 医療安全施策の普及・啓発

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退院後の行き先が決まらないまま(患者の容体のせいにされると何も言えない)、相談したいのに医者がロングなシルバーウィーク。

例えば救命救急医、大学病院、開業医、リハビリ病院の医師…モチベーションはどうなのだろう。
言い方は悪いが、ライスワークのために好きでもない仕事をする人に比べると、医者や看護師は意識が高いと予想する。

でもその中で、当直なし、急変する患者もほぼなし、給料は並以上という理由で、楽な職場を選ぶ人も多いだろう。

うちの担当者は、10日間の秋休み中。
その間に発熱を繰り返したため、別の先生が診てくれたが、どうやらカルシウムの値を見そこねていることが判明(内科医でも見過ごしがちですとフォローされたが)
退院後のことを相談したいのに、出勤はまだまだ先。

ナースが、代わる代わる見に来ては、「さすが医者ですよねー私が言ったって内緒!」と愚痴る。いや誰が見ても、お医者様って感じです。

入院して介護状態になってくると、猫も杓子も「ケアマネとよく相談して」と言ってくる。しかしケアマネが付いているのは、入院前からケアマネの世話になっている人たちであって、入院中に付いてくれるわけではない。ケアマネがついて、ケアプランを立ててくれるのは自宅介護が決まってからであり、どういう道があるかという悩みの相談には乗ってもらえない。

仕事をしている身としては、急には動けないから早めにと思って行動をスタートする。ケアマネがついていない場合、最初に相談するのは地域包括センターだ。

しかしここが、「いつでも相談に来てくださいね!  でも平日の昼間に。業務は17時までですができれば15時までに。あ、土曜は人数が少ないのでもちろん避けてくださいね」的な場所。
10月頭の退院に向けて動いていると、「まだ早すぎるので9月半ばからで十分ですよ」と言われたが、ちょうどその頃見学に行った施設では、担当者に「時間がなくて大変ですね!」と驚かれてしまった。
何より「9月半ばにはケアマネを決め、今後の方針についてしっかり話しましょう」と言っていたにもかかわらず、下旬になってもケアマネを紹介されない。

役所はここよりさらに最悪で、全て自分で調べろ体質。普通の企業なら、要望を一時預かって調べるか、解決できる所を紹介するはずであるが、そうしない所が役所なのだ。
一度など、介護者の悩みを相談できる所はないかと尋ねた所、エプロンをつけた窓口のおばさんに「私が聞きますよ~」と言われ腰を抜かした。
それでもと悩みの一部を相談すると、10分以上かけて地方の安い老人ホームのパンフレットを探し出して渡され、「これ昔のパンフレットだけど、こういう所だと経済的負担は少ないかも」と。
いやいや。田舎に行けば行くほど安いのは知ってますよ。そんな単純な経済的悩みだけじゃないんですよ、、、と言ってもきっとわかってもらえないむなしさ。仕事の時間を気にしつつ、見当違いなパンフレットを一枚もらって喜ぶ相談者がいるのだろうか? というか、あの担当者は介護に直面した人の精神的フォローを、窓口の会話できると思っているのか。

ケアマネがついていない介護者は、仕事の傍こんな虚無な行為を繰り返しているのだろうか。それともうちの管轄がひどいだけ?謎は深まるばかりである。
うちの母親と同室の人で、毎日息子さんが見舞いにくる女性がいる。
彼は何の仕事をしているのか、漏れ聞こえる話だと明日は日勤とか泊まりが2日続くとか、そういった仕事らしい。

今日も19時19分に来て21分の電車に乗らなきゃと言いつつせっせと身繕いを手伝う。
この間言ってたヘアカラーだけど、お風呂の日の前にオレが塗ってやるからとかなんとか。
時間がないと言いつつ、とっても去りがたそう。しっかりしてくれよ!お袋がそんなだとまた遅れちまうよ~などと時々ケンカもしながら。

どこも一緒だなって微笑ましい。男だって、母親が入院してたら心配だもの。人目もはばからず、去り際にほっぺにチュッとしていく人も。

たとえ10分しかいなくても、立ち寄らずにはいられない。こういう気持ちって、「介護しようがしまいが、本人の魂的には変わらない」って言い切れる例の透視リーダーにはわからないだろう。
ハイヤーセルフの声を聞けるという人たちは、ある意味宗教を持っている人たちと似てるから。強いもんね。

みんな精一杯頑張ってる。みんなの明日が穏やかなものでありますように。

月1でお世話になっている鍼灸師の先生が言った。

この人は鍼灸の分野ではかなり特殊なことをやっていて、弟子を取れとか後継者を作れといったアドバイスを多く受けるのだという。
でも彼女いわく
「40代で今の立場にいたのであれば違ったかもしれない。でも50代の今から協会を作ったり自分の技術を人に教えるには時間も体力も足りない。だったら今自分がやりたいこと、楽しめることをやればいいと思って」


彼女は以前、「新宿駅8番線の法則」も教えてくれた。
新宿駅の8番線とは、中央線の上りホーム。人の乗り入れが激しく、ごった返すホームだ。
「普通なら人とぶつかって前に進むのがものすごく大変。でも遠~くに狙いを定めて進むと、不思議と人にぶつかる回数も少なくなってくる。たぶん人生も一緒。将来の目標を定めてそれを見つめていれば、その方向に進めるんだと思う」
「だから自分の将来を見据えていけば必ず道はできる。介護も自分が楽しいと思える道を選んでみたら」


この半年、母の入院、手術、容体の変化、転院etc.で自分のやりたいことなんて自然になくなった。

介護者の生活が一番大切、などの紋切型の言葉は全然響かなくって、自分なんてどうでもいい、感情を共有してくれるたった1人がいなくなったら自分も消えられたらいいのにって思った。
でも、いつも独自目線のアドバイスをくれる先生の言葉は、ストンと腹に落ちた。


いつも今日のように明るい方向を見て進めたらいいのに。

小規模多機能の面談にて。
みんなに聞いてる質問なのだそう。
ホーム?病院?自宅? どこで看取りたい?と。

特養にも、看取りができるところ、できないところがあった。療養型施設に入る時には、延命治療放棄の覚書が必要なのだとか。
介護状況自体も受け入れ難かったけど、これからは終末医療について考えなければいけないんだな。

昔々の軽口で、「ボケたらホームに入れてくれればいいから」「迷惑はかけたくない」「延命治療はイヤ」なんて聞いてはいるけど、その時本人がどこまで真剣に考えていった言葉なのかわからないのに尊重するほうがいいのだろうか?

ところで小規模多機能は、ほとんどの点数を持っていかれるから、その他に介護保険内でできることって少ないと聞いていた。だからリハ病院を出たら、リハ中心の老健に行かない限りリハビリは終わりだと。ところが、実は医療保険内で通所リハが可能なのだそう。

病院の相談員でさえ知らなかった。介護に関して、こういう事例が本当に多くてびっくりする。役所や地域包括センターは聞いたことしか教えてくれないし、家族はつかんだ情報の対応に追われるばかり…。


テレビ番組で言っていた猿之助の言葉。色々なことに通じるなと思う。

今日は行こう行こうと思いつつ、アシの不便さや時間のなさを理由に行けなかった氷川神社へ。

実は母がこうなってから知り合いの占星&方位学者に見てもらったところ、手術をした病院が非常に悪い方角にあったとのこと。
まずは自宅の氏神様、入院先の氏神様への挨拶が必要だと教えられた。

こういうとを書くと眉ツバな感じになってしまうのだけど、ひっそりした氷川神社の境内で手を合わせるとドシンと頭にくるものが。もしやこれが「気」というもの?と思いつつ、今までの不精を詫びてこれからのことをお願いして病院へ行くと、珍しく母の容体がいい(霊感などないのだけど、私はこういうことが時々起こる)

OTさんが喉と声のチェックをやってくれたのだけど、珍しく素直に応じていたし。
ただ嚥下ができないのは相変わらずで、真面目なナースが口いっぱいにお茶を含ませ、一時間以上飲み込みに格闘。ありがたいもののちょっとかわいそうかな。夜もちょこちょこ飲ますと言っていたし…。仕方ないんだけど。



朝起きたら胸に激痛が走って上半身が動かない。
呼吸をすると痛いのだけど、内臓疾患もないし、ぎっくり腰の胸椎版か??

とはいえ土日は予定が盛り沢山なので、むりやり起きてまずはリハビリ病院へ。
お世話になった同室の方がいよいよ退院になったので、そのお見送り。車椅子から立つことができて、家族と車で帰れるっていいなー。
もう転倒することなく、くれぐれもお元気でね! 比べないと思ってもやっぱりうらやましい…

30分ぐらい滞在したあと、小規模多機能の面談へ。
今回の施設は、相談員によっておすすめという人と、ダメという人がいて悩ましいところ。
施設というより家風の造りで、コンパクトだけどそれが心地いい感じ。担当者の優しい言葉に泣けてきて、わかってはいるけどかなりキテるな、と再確認。子供がフラットでいないと絶対親に伝わるから、という言葉が心に残った。

しっかりした対応含めかなり良かったんだけど、夜の送りが17時半というのがネック。帰宅時間が間に合わない。迎えに来てもらえるなら何時でもと言われたけど、普通の車に乗れる状態じゃないし。んー。どうするか。

丁寧に説明してくれたおかげで時間が大幅にオーバーし、恐縮しながらこれで3件目の特養見学。
ユニット型は初めてだったけど、できて5年目で明るくキレイな施設。一応カラオケなどのアクティビティはやってるらしい。

お風呂は広くて完全な機械浴完備。施設によっては人海戦術で浴槽に入れるところもあるので、安全面はわからないけど、普通のお風呂にも入れてあげたい。
色々悩むけど、そんなこといってないで特養にも申し込んでおかなきゃいけないんだろうな。
総合病院からリハビリ病院へ転院して、はや4ヵ月。
転院したての時にとった要介護3を、自宅に帰るすなら絶対4は必要だと言われて再申請。
その結果が今日届き、要介護5という結果に。

もっと重い判定を望んで申請したはずなのに、実際5という数字を見るとその重みに悲しくなったりして、我ながら勝手だなぁと思った。

地域包括支援センターの担当者は(というか他人は誰もが。なぜか親戚からは「できる」と言われる不思議)ひとり介護に大反対。
「とりあえず3ヵ月を目標にデイサービスと家を考えたい」と言うと、「そんなに長くですか」と。

「顔を見たくないと思うほど、いずれは悪むようになる。悲しいけれどそれが現実」

そうなのかな。
どこまでできるかわからないけど、先は考えず、人と比べず、できることを、できることだけ。