お迎えまであと1ヶ月半と目前に迫る中、フードの解析を始めました。
ざっと見て原材料が信頼できそうなメーカーを選び、原材料を書き出す作業です。
これとっても疲れるけれど、のちのち指標を立てるのに便利なのです。
ついでに、成長期に重要なカロリー、たんぱく質の値と価格を抜き出し並べ替えてみました。
我が家は鳥のごはんも複数のフードを小袋でローテーションするので、一袋あたりの価格も出しておくと買い物に役立ちます。
6年前、鳥のフードもこうやって書き出したことを思い出します
最低条件はわざわざ書くまでもありませんが、
肉は品質の悪いミールを使用していない、
良質な肉が主原料である、
(成長期を過ぎたら魚でもよし)
農産物(野菜、果物、ハーブ)も取り入れている、
もちろんヒューマングレードの食材であることは大前提です。
グレインフリーがいいかどうかはその子の体質によりますし、複数種ローテーションで与えるので気にしません。
今のところ(今後見方が変わる可能性もありますが)
ACANA、ADDICTION、ARTEMIS、go!、
NATURAL BALANCE、NATURE'S TASTE、
NOW FRESH、Origen、Pet kind、PINNACLE、
PRIMO、RIGALO、SOLID GOLD、SOLVIDA
このあたりは、原料段階でいい印象をもちました。
国産のこだわり系フードも、ドットわんやジロ吉などいくつか検討中です。
生食のgooodを取り入れるべきかはまだ検討中ですが、メーカーさんから送っていただいた冊子は参考になります。
メーカー考察はまた次回の記事で。
ブリーダーさんが推奨しているNATURALBALANCEの良さを教えていただき、とても参考になりました。
「ミール」の定義はメーカーにより異なるそうで、
NATURALBALANCEの場合は「乾燥肉」のことを含めミールと称しているので、廃棄部位は含まれていないとのことです。
手作り食を与えるうえでしっかり勉強しておく必要があることや、手作り食による失敗例も伺い、油断は禁物だと身が引き締まりました。
また、鳥のフードもそうですがフードに含まれる油の質が重要なことも再認識しました。
酸化した油、質の悪い油は本当に怖いです。
自社工場であることもポイントですね。
自分の中にある鳥にも犬にも共通して持っている考えは、
①ドライフードのメリットをしっかり取り入れる
・基礎的な栄養をカバー
・一定量を継続的に摂取することで、栄養バランスの崩れを防ぐ
・処方食が必要になった場合、切り替え時に個体にかかる負担を軽減できるよう慣れさせておく
②どんなに優れた製品であっても、ドライフードは出来立ての新鮮な食事ではなく加工品であることを念頭に置く
(酸化防止が施されているか否かの問題ではなく)
③同じドライフードおよび同じ食材ばかりを長く与え続けず、常にローテーションを心がける
・偏った栄養素の摂取を避ける
・食物アレルギーのリスク軽減
④西洋医学と東洋医学の両面をバランスよく解釈し植物のもつ力を適度に取り入れる
・短期的な処置には西洋を、長期的な効果には東洋を、どちらも過信しすぎず広い目で情報収集する
今のところはおおよそこんなとこです。
鳥でいうペレットと同じで、多くの獣医は科学的に立証されている人工的なフードを勧めますが、私は一般の飼い主なので既製品フードは過信していません。
優れている面を正しく理解し、柔軟に取り入れることで動物自身の健康と幸せに繋げることを目指したいと思っています。
だって、生き物はみんな食べることが好きなはずなんですから。
多少グルメになったとしても、五感を使って楽しませてあげたいのが親心。
とはいえトッピングがないと食べられない嗜好にしてしまうと、万が一手作り食を作れない状況になったとき犬が辛い思いをするので、ドライフードのみの食事と交互に与えてみようと考えています。
手作り食を与える時は、ドライフードも必ず添えて。
ドライフード自体に他の食材が触れないようにするのも、フードの風味を認識させるひとつの工夫ですね。
手作り食による失敗例は③ができていなかったためではないでしょうか。
Sunny Kitchenでは鳥の副食においても、長期間特定の食材を与え続けることは避けるよう呼びかけています。
たとえ体に良いとされているものであってもです。
知らず知らずのうちの過剰摂取は厄介な症状を引き起こす恐れがありますね。
なんだかクドクド書きすぎましたので休憩。
こめ頭巾