お疲れ様のマーチ
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こせき対うえっぴ その3

とある日のこと、いつもの通り、コセキはコンビニのバイトに出かけてて、

うえっぴと二人コセキのへやでのんびりしてた。

(まあ家主がいない家でのんびりするってのもへんやけど)


普通にテレビとかだらだら見てたんやけど、

うえっぴがぼそっとつぶやいた。


「・・・・腹へったな」


そういうとうえっぴは迷うことなく冷蔵庫へ。

ちっ、しけとんなー、とかいう言葉が聞こえてきたような気がするけど、

とにかくうえっぴがなにかを持ってもどってきた。


「なんかカチカチのおにぎりあったけど、くう?」


そもそもおにぎりって、カチカチになるもんではないし、

カチカチになったらもうそれおにぎりじゃないように思うんやけど・・・


それよりなにより、お腹がすいてなかったから、僕は断った。


「あ、そう、ほしたら食べるで。(もぐもぐ)

 かすかすやし、あんまうまないなー」


人の冷蔵庫を買ってにあさった挙句、さんざん文句をいいながら、うえっぴはおにぎりを完食し、

ふー、と満足げな溜息をついてた。


その時コセキが帰ってきた。


コセキ「ういーっす、バイトやっと終わったわ。

     あれ、なんか食べたん?てか人の冷蔵庫かってにあけるか?ふつう。」


うえっぴ「あ?ああ、冷蔵庫コセキのやったんか。コセキんちにある誰かの

      冷蔵庫かとおもったわ」


コセキ「そんな話きいたことないわ!なんでおれが誰かの食品冷やさなあかんねん!

     ほんで何食べたん?・・・・・あ!もしかしておにぎり食ったん?!」


うえっぴ「おーようわかったな。コセキの目は節穴やから気付かんかと思ったわ」


コセキ「いやいや、目は小さいけども。っていうかそうじゃなくて、ここにあったおにぎり、

     賞味期限1年前ぐらいやったで。大丈夫やったか?」


うえっぴ「あ、そうなん、でもそれなりにうまかったし、まあ大丈夫やろ。ごっそさん」


コセキ「・・・お、おおん」



とまあ、いちいち細かいボケに突っ込まされるコセキはめんどくさそうでしたが、

その後うえっぴはお腹を下すことなく、いたってふつうでした。

コセキもずっとほったらかしやっておにぎりを処分できて、まあよかったんでしょうな。


ということで、今回は引き分け。



おしまい


追記:しかしコンビニにおにぎりってやっぱすごいねんな。ザ、添加物。



















コセキ対うえっぴ その2

コセキは学生のころ神戸の王子公園てとこで一人暮らしをしてた。

ワンルームのユニットバスっていう、いかにも学生って感じのへや。


愛くるしいコセキは、なんだかんだでみんなの人気者。

結構コセキんちに集まったりしてた。


その頃コセキはローソンでバイトしてて、主に深夜に入ってたから、

朝方帰ってきて、風呂入って寝る。みたいなことがよくあった。


そんなある日のこと、いつものようにコセキは朝帰ってきて、シャワーを浴びて、ベッドでうとうとしてた。


うえっぴもその日はおとなしくテレビを見てたけど、おもむろにトイレにたった。









・・・・じょぼ。じょぼぼぼぼぼぼ。。。びたびたっ!









その音でコセキの目が覚めた。





コセキ「お、おおい!びたびたってこぼしてるやんか!!」


うえっぴ「こぼしたんちゃうで、届かんかってん」


コセキ「・・・・・届かんかったって、めっちゃ手前からしてるからやんか!」



その時のうえっぴの言い分によると、コセキがシャワーに入ったから、ユニットバス(トイレの周り含む)が

水浸しになってたらしい。そのままふつうにおしっこすると、うえっぴの足が濡れるから、

ユニットバスの入り口からおしっこしたそうな。


うえっぴ「わかった?」


コセキ「わかったちゃうわ!とりあえず汚したんやし謝れや!」


うえっぴ「いやいや、おれは行きしはがんばったんやんか。

     んっ!って気合いいれて発射したからこぼれずに便座まで届いてんで。

     帰りしもキレよく切ったつもりやってんけどな、そっちは無理やってん。

     だからおれとコセキが1勝1敗やな」


コセキ「…お、おおん」




まあ僕が横で聞いてても意味不明なうえっぴ理論やったけど、

結局うえっぴは謝らず、最後はコセキがユニットバス全体にシャワーを流してました。




うえっぴの勝ち。



おしまい







コセキ対うえっぴ その1

大学時代、コセキという名前の同期がいた。


コセキはいまでも仲がいいんですが、なぜかいま海外に住んでて、最近会ってない。


コセキはどっからどう見ても、アゴが出てるひとで、

それをいじってネタにできるような素敵な人柄を併せ持ってる。



大学時代、コセキになんとなーく似てるひとが、もう一人同期にいた。

名前はもう忘れてしまったけれど、背格好がコセキににてた。


それをいいことに、ある日うえっぴはそいつに「コセキ」とあだ名をつけた。


そしてコセキにもあだ名をつけた。 























「コセキ2(ツー)」














うえっぴ「おーい、コセキ2、コセキがあそこ歩いてんで」


コセキ「いやいや、俺がコセキやし、なんでオリジナルがツーやねん!」


うえっぴ「あいつがコセキに似てるから、あだ名がコセキやねん。

      お前はもともとコセキやし、コセキが2人いたらややこいから、

      お前のあだ名がコセキ2になるやんか」


コセキ「・・・お、おおん」





うえっぴの勝ち。



おしまい






Iカワ日記 その4

ということで、生ダコを買えなかった僕はみんなとホテルの近くのスーパーに

”箱の中身はなんだろなゲーム”のためのネタを買いに行きました。


そのときやっと愛媛からムーランが合流。

これで東京からうえっぴ、かっさん、もっさん、愛媛からムーラン、そして長崎から僕、の

5人がそろいました。


ムーランは愛媛に住んでるんですが、金曜日に仕事終わってから、大阪の実家まで

車でいって、車をおいて関空まで電車でいって、着いたら土曜日の結婚式の数時間前。

ほとんど寝ずに北京入りだったそうで、めちゃんこ眠そうでした。



まあ結局スーパーでは一通りきゃっきゃしたんですが、こっから余興が終わるまで

対して面白くもなかったので、特筆しません。

余興も特に波乱もなく、平穏無事に終わりました。(いや、決してスベッたってわけではないですよ)

ちなみに買ったのは、北京ダックとサボテンでした。


結婚式も粛々とすすみ、なかなか感動的で良い結婚式でした。




んでんで、まー結婚式のあとは、やっぱみんな久しぶりなんで、部屋に集まってあーだーこーだー昔話に話を咲かせてたわけです。



が、やっぱムーランは耐え切れず爆睡。


結構ふつうに話してても全く起きる様子がなかったのを見て、話はムーランの結婚式の話題に。


実は次はムーランの結婚式なんです。10月ごろ愛媛でやるらしい。


ムーランの結婚式ではなにしよかーっていう話になったところで、爆睡しているムーランを横目でみてうえっぴがボソッと一言。


「余興自分でさせよか」


????


「紙あまってたやろ。”あ”~”ん”まで書いてムーランに持たせて写真とろや。

 文字つなげて動画にしよや。」


ということで、寝てるムーランの写真を”あ”~”ん”まで撮影しました。



お疲れ様のマーチ

ムーランの結婚式では「けっこん、おめでとう」なんて自分に言わせたいと思います。



そんなこんなで、ムーランは朝まで爆睡し、僕らはそれぞれみんな日本に帰っていったのでした。

いやー次回のムーランの結婚式の余興は楽そうや。



いっちゃん結婚おめでとう!


おしまい















Iカワ日記 その3

Iカワ君の結婚式に参加するため、北京までいくことになった僕。


大学の友人で余興をすることになり、一番早く北京入りする僕は、

北京で生ダコを入手するという無理難題をうえっぴに押し付けられたのでした。


だけども、結果は予想通り、うえっぴの到着までに一応探しはしたものの、

当然北京で生ダコなんて入手できませんでした。


僕は仕方なく肩を落として、合流したらうえっぴになにされるんやろうかとびくびくしながら、

空港にうえっぴを迎えにいきました。


うえっぴ「おーよねちゃん、お疲れさん。飛行機めっちゃ爆睡したわ」



僕「お、おおん。そらよかったな。。ところで、うえっぴ、あのタコ、むりやったわ」



うえっぴ「せやろな。そらそんなもん売ってへんやろ






お、おおい!うえっぴ!誰もがそう思ってた。俺だってそう思ってた。

なのにうえっぴ!「よくないことが起こります」なんていうものだもの。。それなのにうえっぴ。。。






僕は必死に声を絞りだしました。


僕「・・・・・・お、おおん。そやねん。一応さがしてんけどな。すまん。売ってへんかったわ」





うえっぴ「だからそらそうやろ、そんなん売ってるわけないやん」






いやー、さすがうえっぴ。マジで北斗の拳の世界を生き抜いてきたんじゃないかと思う。

売ってないものを買ってこいというその心。ジャイアンでも言いません。


ま、とりあえずお咎めはなかったわけやし、良しとするか。


その後みんなで相談した結果、生ダコは無理やろうってことになり、

次の日の午前中にスーパーに買い物に行くことになりました。



次回はついに余興が!

愛媛からムーランも合流です。



つづく


Iカワ日記その2

ということで、Iカワ君の結婚式にでるために、中国くんだりまで行くことになりました。

友人で呼ばれるのは大学の時の同級生だけらしく、

余興もお願いされてしまった。


結婚式によばれた同級生は、関東3人、愛媛1人、長崎1人。

過半数を占める関東の3人で余興をきめることになった。

というか、関東在住のうえっぴから、メールがきた。








「Iカワ結婚式の余興を考えます。今週の金曜日までに案だしてメールを返さないと

よくないことが起こります。」









うわー。きた、うえっぴ。

うえっぴの実家のまわりは北斗の拳の世界やって聞いたことがあるからな。

なんか強権的。しかもよくないことって、抽象的なところがなお怖い。


当然、みんなよくないことは起こってほしくないので、ソッコーで返事返します。


そのあと一通りあーだーこーだーあったんですが、結局よくあるものにきまりました。


”箱の中身はなんだろなゲーム”


まあなんや、中国人でもわかる必要があるから、シンプルなものがええんじゃないか

というごもっともな意見でまとまりました。


そうこうしてるうちに、結婚式1週間ぐらい前になって、うえっぴから電話が。








「おーよねちゃんか。なんかなー関東は3人いっしょに行くし、よねちゃんが一番早く

 北京つくっぽいねん。すまんがはよ着いたらタコかっといて。生きてるやつで頼むわ。

 買ってなかったらよくないこと起こるから。じゃ、よろしく」













・・・・そりゃないよ、うえっぴ。








ホテルの場所もいまいちわからんのに、タコ売ってるところわかるんか?

そもそもタコって中国でも食べるんか?

てゆーか、北京て内陸やから生ダコとか絶対売ってへんやろ!!








ということで、北京でタコを買うという難題を押し付けられ、

僕は北京に旅立ったのでした。


はたしてタコを手に入れられたのか!!



つづく





Iカワ日記

大学時代の友人、Iカワくんが結婚することになった。ということを人づてに聞いた。

おいおい、聞いてへんぞー、と思ったら、電話がかかってきた。


「おーよねちゃんか。元気しとるか」

「おーいっちゃんか。元気しとるぞ。

 ところでなんか結婚するらしいやんか」

「おーよーしっとんな」

「とりあえずおめでとうさん!んで相手はどんな人?」

「んとなーシンシン」












…シンシン??







「シンシンっつう中国人やねん」



えーーーー!

というか、まあ2年ほど前から中国で働いてたから、

そんなこともあるかもしれんなあと思ってたけど。

まさかほんとに中国人と結婚するとは。



「ほんで、結婚式するから来てほしいねん。来月。」

「お、おん(来月ってまた急な)」


ということで、中国までいって結婚式に参加することになりました。

(もう行ったんやけどね)



つづく



ちなみにこのIカワくん、落ちてる帽子を拾ってかぶるような変わった人です。








無表情

昔、実家にいるときに犬を飼ってた。

その名もリキ(柴犬・オス)。


リキの思い出はいろいろあるけれど、

大体犬との思い出は「溝にはまる」とかっていう行動であって、

なかなか説明しづらい。



うちのわんこは、決しておとなしいほうじゃなくて、

うるさいやつやったんやけど、まあ犬だけに基本無表情やった。


ある日のこと、彼がじーーーっとこっちを見てたから、僕もじーーーっと見返した。


その間おそらく1分ぐらい。


リキ「・・・・」

僕「・・・・・」

リキ「・・・・プー・・・」

僕「・・・?!」

リキ「・・・・」



屁こきよった!!

そのとき、「何見てんだ!」って思ってたかどうかはわからんが、

彼は突然恥ずかしげもなく、屁をこいた。

きれーなプー音で。



犬もオナラするってその時初めてしりました。

まあ同じ動物やから当然っちゃ当然やけど。


しかしねえ、家族とはいえ、人に真剣にみられてて、自分もじっと見つめてるのに、

無表情で屁をこくとはなにごとか!


普通人間やと、見つめあったまま屁をこくと、たぶん恥ずかしくてはにかんだり、顔が赤くなったりすると思う。


でも彼は違う。


屁をこいたあとでも、「え?なにか?」とでも言わんばかりの無表情で、

じーーーっとこっちを向いてた。


言わずもがな、こっちは笑ってしまったわけで、なんか妙に負けた気分になった。

ただ、なんとなく、その時の彼はどや顔やったような気がせんでもない。。


まー、無表情とは、見る側のとらえ方でいかようにもなるのかもしれませんな。

(ということが言いたくてここまでぐだぐだ説明したわけです)



ちなみに彼は今はもういませんが、たぶんオナラで空までとんでいったんやと思います。

もち無表情で。


おしまい









みんな知ってるけど、星は昼も見える。

正確には、昼も空に星はある。だけど、太陽が明るすぎて見えない。


空に星はまさに星の数ほどある。

頭の毛穴より、体中の毛穴より、体中の細胞の数より多いかも。


そんなにめちゃんこたくさんある星も、必ず昼になると、見えなくなる。



「星」は、日が生まれると書く。1日の始まりは星から生まれる。


星だって、ほんとは一日中輝いていたいかもしれない。

だけど1日の間で半分だけ輝いている。


メリハリをつけるために、かならずリセットする。



たとえば楽しいことをしているとき、うれしい気分でいるとき、

もっとこのままでいたい!って思う。もっとこの時間が続けばいいのに!って思う。


でもきっとずっとその楽しいことを続けていると、

その「楽しいこと」は「そう楽しいことでもないこと」になると思う。

心が毎回同じ気分になってしまうから、慣れてしまう。


逆に言い換えれば、楽しくないことも慣れることができるかもしれない、

だけどそんなネガティブな慣れは、ともすると自分が卑屈になってしまって、

本当に楽しいときに、それ自体を楽しいと思えなくなってしまうかもしれない。



星は昼はみえない、だけど夜になると必ず見える。

曇っていても、雲の上には必ず星はある。


一日が生まれるとき、新しい日が誕生するとき、それは必ず輝く。

雨が降ったあとは、星がよく見える。

苦しみがあればあるほど、新しい日の輝きはきっと、もっときれいなはず!!


だから、今は頑張らいかんのやろうな。

ガンバルゾー。


おしまい

宇宙の中のハナクソ

宇宙がどこまであるかなんて、誰も見たことがないけれど、

ハナクソの大きさは世界中のみんなが知ってて、しかもそれが遥かに宇宙よりも小さいことも

みんなわかってる。


ただハナクソをまじまじと見てると、宇宙と比べたその小ささに気付かない。


悩みの無い人間なんていないっていう。

逆に言えば、みんな何かを悩みながら毎日を生きてる。

それはたしかにそうかもしらん。でもその悩みって実はハナクソみたいなもんかもしらん。


ハナクソだって毎日でるけど、気付かないうちにティッシュにくるまれてゴミ箱に収まってる。

その存在だって、その大きさだって、宇宙から見ればまさにハナクソみたいなもの。


宇宙を見てると、ハナクソなんてどうでもいい。

でもハナクソを見てると、宇宙なんてどうでもいい。


今日ハナクソをほじくっても、宇宙はなにも変わらない。

宇宙が科学者が考えていたよりもずっと広かったとしても、今日もハナクソはたまる。


自分が大変だと思って悩んでいることは、宇宙の中のハナクソかもしれないし、

ハナクソに対する宇宙なのかもしれない。

でもそれは結局、見方によってはどうでもよくて、悩むだけ損する気がする。


悩んだときは、夜空を見上げてハナクソをほじくるといい、と思う。


おしまい