気が向けば獣食べよう⊿ | AZAMiのブログ

AZAMiのブログ

ブログの説明を入力します。

最近では、熊が温泉地やハイキング場に出没して、人が襲われケガをするのをよく聞くようになった。
人が食べ残し等をそこへ捨て置くことで、それを求めて熊が現れるという。
人間が関わるからおきている惨状とはいえ、ここにはまだ出没していないけど、山中に住んでいる者として、もしもと想像するだに恐怖を感じる恐ろしい時代となった。

とはいえ、ここには鹿や猪は普通におり、田畑を荒らされる苦労は絶えない。
そんな折りに近所の畑に設置してある檻に猪がかかったようだ。
その切り肉を「どうや」と持って来てくださったので有り難くいただいた。
このシーズンの猪は脂がのり、切り身を見ただけで大変美味しそうに見えた。
どうやってさばいたのか聞くと、在所内にさばいてくれるかたがいて、そこで1週間水に入れて臭いや、汚れ、虫などを取り除いてから吊るして血を抜いてやっとさばく流れになるそうだ。
そして気になる豚コレラだけど、調べると厚生労働省は豚コレラは豚系特有の病気であり、仮に感染している猪を食べても人間には感染しないと明記している。
そう考えるともしかすると感染しているが、症状が出る前に食用にされた豚肉が人間の体内に入っていたかもしれないという恐怖を幾分和らげてくれる。

出刃包丁で薄く切ったものをオリーブオイルで焼いてエバラ焼き肉のタレに浸して食べる。
おいしい。独特の脂がしみて、そこに噛めば噛むほどに肉から旨味が拡がる。
子には焼いたばかりの湯気が昇り油がはぜるフライパンの肉を見せ、黒豚焼き肉だと伝え皿に盛る。
動物の本能がそうさせるのか、その香ばしいにおいに箸がのび食らいつく。
その独特の食感と味に惹かれ、また箸がのびる。
いい傾向だ。
嘘も方便とはまさにこのこと!
田舎育ちとしてこの土地に根差しながら大人になりなさい。
それがあなたたちが持てる個性となって世の役にたちなさい。
話が逸れはじめたので、ここらであしからず。

あなたにとって今日もいい日で
気が向いたら猪食べよう