高校卒業して東京に出てきて、ずっとアイドルになりたいって思ってた。アイドルかグラビア。

だけど私には絶対そんなことできないし、なにより生活するうえで普通のことが自分にできるとも思ってなかった。
気休めでメイドをしたりしたけど、設定やらおまじないやら自分を偽るような演じるような事が苦手で自分にはあわずにすぐに辞めた。

そこから数年間ずっとアイドルやグラビアをやりたい。諦めたくないけど諦めなきゃって思って生きてた。

22歳の時にお金を貯めて歯科衛生士の学校に行こうと決めて、1年間学費を貯めた。
23歳で歯科衛生士の夜間の学校に通った。
課題もちゃんとしたし、テスト勉強もちゃんとして、毎日ちゃんと学校に行った。



この決意が自分に勇気と自信を与えてくれ、それと同時に、撮影会はグラビアアイドルじゃなくて一般人でも出れるということ、自作のROMや作品を作って売るという世界があるということを知った。
どうしてもやりたいから、やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい!と思い、撮影会に出て、即売会に出ることを決心した。アイドルやグラビアとはちょっと違うかもだけど、私はそれでよかった。それがよかった。

撮影会の面接を受けに、自分でオフィスに足を運んだ。そして撮影会に出させてもらうことになった。これが約2年前の冬。

撮影会に出ながら、働きながら、学校に通いながら、国家試験の勉強をする生活が始まった。


自分でお金を貯めて学校に通ったこと。なんでもすぐ辞めてしまうわたしが3年間、働きながら学校に通って、国家資格をとったことは私にとってとても大きなことで、立派なことだ。
歯科衛生士の資格をもっている人は、「衛生士なんて学校行ってテキトーに勉強してれば国試受かる!全然たいしたことない!」って言う人もいると思う。いや、実際私もそう思う。でもね、私にとっちゃすごくすごく大きなことなんだよ。過去の人生がクズすぎて、自分に自信がなさすぎてたから、そんなことでもすごく成長できたと思うし、自分を褒めてあげたい。だからほかの人よりも歯科衛生士という資格に誇りをもってる。



何が言いたいかと言うと、
自分にはできないと諦めていたことが、歯科衛生士という夢にむかって頑張ることで自分に自信がついて、秋山こはるが生まれたということ。

ずっとずっと憧れでやりたかったようなことを、今できていて、応援してくれる人がいて、今この環境がとても幸せだということが伝えたかったんです✨

この流れで皆さんにありがとうを言うのは、何か違うような気もするので、お世話になってます!そしてこれからもお世話になります!と伝えよう( ´ ▽ ` )