今回見たのは柴咲コウさん主演の「食堂かたつむり」![]()
(あらすじ)
失恋のショックから心因性失声症になってしまった倫子は、自由奔放な母の暮らす田舎へ戻り、「食堂かたつむり」を開くことにする。決まったメニューはなく、1日1組のお客のためにイメージを膨らませて料理を作るうち、倫子は徐々に元気を取り戻していく。やがて、倫子の食堂で食事をすると願いがかなうという噂が町中に広まっていき……。「ウール100%」の富永まいが、小川糸のベストセラー小説を映画化。主演は柴咲コウ、共演に余貴美子、ブラザートム、志田未来ほか。(http://eiga.com/movie/54663/ から一部抜粋)
最初に見て思った感想は、メルヘンな感じとレトロな感じで女性は好きなんじゃないかなと思いました。
柴咲さんが着ている服装から、店の雰囲気、食器など、すべての物にこだわりがある感じがしました。
住んでいる所が「乳山」というおっぱいの形をした山の近くで、途中にトラックが出てくるシーンがあるんですけど、ナンバープレートの標識も「乳山」てちゃんとなっている細かな細工にびっくりしました。
そして、彼女の料理を食べて人が幸せになるシーンでは必ず花や食材のフレームが出てきて印象的。
柴咲さんが料理をしているシーンでは、食材のアップがあったりしてとても美味しそうに見えました。
私が見た感想としては、ストーリーがどうというよりかは見て楽しむ映画なのかなと思いました。
誰にも想像がつかない料理のレシピ(たとえば母が可愛がっていた豚を結婚式に合わせて世界各国の料理にしたり)や柴咲さんが乗っている青い自転車とか、配役が身につけている格好とかすべてが芸術的で色んなところに目がいってしまいました。
ストーリーの中で私が一番印象に残ったのは、母からの手紙。
寂しくならないようにとふくろうの時計に手紙を隠していたという設定も面白いと思いました。
余 貴美子さんが演じる母は、ちゃらんぽらんな人生を送ってきた人で、不倫相手の子供だと言って娘には一切関心がないように見えましたが、実は彼女が食堂を出す資金を内緒で工面してあげてたり、手紙には「あなたを産んで後悔はしていない。あなたがいてくれてよかった」と書いてあったシーンには母親の愛情を感じてホロリときました。
それにしても、余さんはいつも個性な役が多いように思います。
今回の役もシングルマザーだけどすごくリッチで格好もド派手で、豚と一緒に寝ているのも面白かったです。
余さんにはいつも不思議なオーラを感じます。
一方柴咲さんは今回ほとんど喋らない役で、「オレンジデイズ」を思い出しました。
喋れないというのは同じですが、今回は幸の薄い大人しい役で、綺麗な顔にソバカスがあって森ガールな格好が想像以上に似合っていてふり幅が広い役者さんだと思いました。
この映画は女性向きで、森ガールや料理の好きな方にはおすすめの映画だと思います。