昨日は法事で水戸へ行き、
帰りに日本三大庭園の一つ、水戸偕楽園へ寄って来ました。
以前から何度か行っているのですが、
最初は何故ひたすら梅の木があるだけで三大庭園?と思ったら
それは江戸の飢饉対策として栄養価の高い梅を植えた梅畑だったのだと知り
納得しました。
それにしても庭園の造りではない、とピンと来ないものがあったのですが、
今回、常磐神社側からだと一番奥になる好文亭という建物に初めて入り、
そうだったのかと実感しました。
(サイトからお借りしました)
この好文亭は水戸九代藩主、徳川斉昭によって建てられたものだそうです。
中に入ると、それぞれの部屋に花木の名前がつけられ、その花木が襖絵になっています。
そしてここは庭園も美しく造られ
梅園から千波湖まで見渡せる部屋があったり、最上階は見晴台のようになっています。
調べてみたら水戸の斉昭公は
領民を大切にする領主であったようで、しかも、梅の栄養のせい?と思われる敬老の会まで催していたのですね。
斉昭公の人柄も素晴らしく
紛れもない日本三大庭園だったのだと
知ることが出来ました。