こんにちは
2022年5月の11460F廃車回送以降、特に本線で10000系列の廃車が進んでいますね
今回は各形式の現状と今後の予測を書いていこうと思います
10000型(本線)
運用中:8連2本、6連7本、2連4本
離脱済:6連2本
全車リニューアル済で当面安泰と思われていた10000型ですが、SIV化されていない編成を中心に廃車が発生しています。
2連は気付けば全編成がワンマン線区用に……。
8連1本、6連2本はSIV化されていないので、今後の改正で余剰車が発生した際にどうなるか気になりますね。
10000型(東上線)
運用中:10連3本
離脱済:10連1本
東上線の10000型はリニューアルされていませんが、扉不具合のあった11004Fを除き現役となっています。11003Fは台車に亀裂で運用離脱していましたが、よく復帰したなぁと。
野田線の新車が投入されるまでは安泰かと思われますが、東上線に新車が来たら真っ先に置換えられそうですね。
10030型(本線)
運用中:4連9本
全編成リニューアルされている為、動きは少ない形式。
11434F以降は片側の運転台にしかデジタル無線を積んでおらず、4+4の8連固定編成として運用されています。
8連固定になっている編成は廃車までそのままなのかなと思います。東上線ワンマン区間への転属は検査等の手間を考えるとないでしょう(秩父線内の牽引に8506Fを使えない、ワンマン+ATC化改造のコスト、森林公園で新重検が出来る新車を直接投入した方が効率的など)。
10030型(東上線)
運用中:10連2本、6連9本、4連9本
未リニューアル車が残るものの、ATC化されていることもあり動きは少ないです。最近はVVVF車が不調気味なのが気になりますが。
10000型と同様に、野田線の新車が投入されるまでは安泰ですかね。新車で直接置き換えるのか、9000型を地上専用にして置換えるのか、その辺りも気になります。
10030型(野田線)
運用中:6連5本
リニューアル工事しているうえに、野田線としてはまだまだ新車なので動きは少ないです。
野田線への新車投入が発表され、数年以内に同線から離脱することは確定していますが、廃車か本線復帰かは分かっていません。リニューアルから10年以内で廃車は勿体ないので流石になさそうですが。
10050型(本線)
運用中:6連11本、4連5本、2連18本
離脱済:6連2本、4連5本
10000系列の中では最も廃車が進んでます。4連は今のダイヤでは使いづらいのか、特に廃車が多いですね。一方で2連はワンマン線区への転用が進んでおり、同じ50番台でも明暗が分かれたことになります。
今のところは新車による置換でなく、ダイヤ改正による車両数削減での廃車が目立ちますね。今年の改正でも離脱は発生するのでしょうか。
10050型(東上線)
運用中:6連1本、4連1本
30000系に交換されず東上線に残った50番台。30番台と同様に動きは少ないです。
離脱のタイミングも30番台と同時期になるでしょう。11004Fの運転台を使って廃車になった50番台を1編成くらい東上線に持ってきてほしかった感はありますが。
10050型(野田線)
運用中:6連4本
リニューアルはされていませんが、8000系が多数残っている為、廃車は発生していません。ただ最近は11654Fの調子が悪いようなので今後の動向が気になります。
野田線に新車が投入されたら置換られることとなりますが30番台とは違いリニューアル車がいない為全車廃車となりそうな気がします。青帯のまま本線に復帰したらそれはそれで面白いですが。
10080型(本線)
※写真は未リニューアル時代
離脱済:4連1本
2015年にリニューアルされた同編成ですが、他形式との併結相性が悪く、単独運用が可能な南栗橋～新栃木間で主に使用されておりました。2021年以降は同区間が一部ワンマン化された為単独運用が出来ず、休車になってしまいました。そして、そのまま運用復帰することなく2023年末に廃車になりました。
全部で486両製造された10000系列ですが、既に54両が廃車となったようです。30番台以降の車両はまだまだ新しいイメージがあるので、引退するってイメージが湧かないですね……。今後も50番台を中心に廃車が進んでいくのでしょうか。後悔することが無いよう記録を進めていかないとですね。
今回は以上です。