プロポーズはこういう場所でこういうシチュエーションでして欲しいとあらかじめ言われていました。
何気ない日常生活の中でプロポーズされるのは嫌で、こだわりがあったようです。旅館が開いてなく、夜景が見えるところでいい?と聞くと仕方ないよねと言いながら別の部屋に泣きにいってしまうこともありました。
そんなこともありながら、1ヶ月間の同棲を経て互いに生活していけそうだと感じ、お高めの旅館にてプロポーズをしました。
花束を旅館に郵送することもできるようですが、どこでプロポーズすることになっても隠せるように、サプライズで指輪を用意していました。といってもプロポーズ用の安いものです。
風呂上がり、夕食を食べ、照明を調節し、舞台は整いました。指輪を差し出し、台詞は要望通りストレートに
結婚してください
指輪に驚いていたものの、彼女は涙を流し、私も涙が流れました。
指輪は2000円程度のダミーですが、後日改めて本物の婚約リングを買うまで毎日つけてくれました。
プロポーズ、両家顔合わせを経て、いざ結婚へ。