記録用にノートにまとめたものです、
面白い内容かなと思うので記事にしたいと思います。
↑一回目です。
今回は2回目、
「単純化が社会をおおう」というテーマで見ていきました。
ルボン:作者のギュスターブ・ルボンの考え
砂鉄:武田砂鉄さんの考え
伊集院:伊集院光の考え
(わたし):かっこ内は私の解釈です。
ルボン:
★群衆に強く影響を与えるのは単純化した思想
単純化した思想とは
→群衆にとって感情的に理解できたものだけ
→元をとどめていないこともある(大事なところが抜けたり、わかりやすくする)
例えばなしとして、ルボンはフランス革命を出します。
★啓蒙思想とは18世紀フランス革命の源泉になった考え方で、理性の啓発によって、人間生活の進歩や改善を目指す思想です。ヨーロッパに広まったら人間の理性を重視する思想。
(↑啓蒙思想と言われるとなんだか響きが良いですね、具体策ではないのに、進歩や改善を目指すと言われると響きが良く、いい言葉のように聞こえてくきます。。)
砂鉄:
★書籍要約サービスという一冊を数千字に要約するビジネスが流行っている。
読者によって受け方が違うのが面白いのに、それを要約(スリムにする)と、いろんなものがこぼれる。こぼれるものは勝手に決められる(要約サービスの人に)
要約サービスを砂鉄さんは断っているそうです。
↓
伊集院:
★ここ(100で名著という番組)で取り上げた本は売れる、見た上でその本や番組テキストを買ってくれる人は理解しようとしている人
(↑100分で名著という番組も要約番組と言われたら確かにそうですが、私も理解しようと努めて見てます。)
砂鉄:
★★論破するって流行っているけど、白黒はっきりではなく、お互いにぶつかりながらも色味を混ぜていくというのが話し合い。
↓
伊集院:
★ディベートの弊害だと思う。2つに分かれるのが正しいと思っちゃう。
★★正しいのは折衷案を作っていくこと。
砂鉄:★イメージ戦略って受ける人のイメージを戦略的に作ろうとしている。
↓
伊集院:★ネタばらししてる。(イメージ戦略というのは○○というイメージだとネタをバラしてるという)
フランス革命では
★革命直前に群衆は不安だった。
(何に不安かというと、)アイスランドの火山噴火で日差しが遮られ、不作による食糧危機と莫大な国の負債。
↓
★革命家ロベスピエールがいた建物には
「統一・自由・平等、共和国の不可分性、友愛しからずんば死を」と書いてありました。
曖昧で、想像力をかきたてる言葉です。
(不安になっている群衆に、自由や平等をうたい、友愛しようというのは、曖昧だけど、希望を持ってしまう言葉のようですね)
(不可分性とは分けられないということです、共和国として一つということだと思います。)
伊集院:★長年の経験で対立する政治家がすり合わせをすると、何も変わらないということがわかっているから魅力的なフレーズに乗る(乗るというのは、物を考えなくなる)
魅力的なフレーズに乗るっていろんなところにある
ルボン:
★群衆は言葉と標語によって動かされてしまう
「幻想」、真実ではない幻想が群衆の心をたぐり寄せる。たぐり寄せた人は政治家や革命家や支配者になる。
上記が番組の内容でした、
私は普段から
「要は」や「つまり」という言葉に敏感です。
なぜかというと、学生時代の先生に簡単に訳そうとするな、全部読むようにと言われてました。
また、評論なんかを読むときは、作者が強調表現として「つまり」と使ったり、「絶対に」や「である」と言い切る表現はその前後を注意して読むように言われていました。
★先生曰く行間を読めと言われ、簡単にすると情報が漏れることがあることを教えてもらっていました。なので今でもなるべく、あらすじより本文を読んでます。
それに、曖昧な言葉を使う人はその意図とすることすら曖昧にする時があるので注意してください。
今回は群衆心理を記事にしました。
第4回まであるのですが、なるべく早く記事にしたいと思っています。歴史を書くのはこの記事が終わってからにします。
ヒトラーのことが4回目で出てくるので、そこに触れたいです。
本日もお読みくださりありがとうございます。
一回目のまとめの方にも考察など書いていますので読んでくださると話が繋がるかと思います^_^