(カフェにて)

今回は昭和初期当時の考え方をまず紹介して、そのあと実際どうなっていったのかを紹介します。
理想と現実って
いつの時代も、誰しもが持つもどかしい問題ですね。昭和初期はもどかしい方向へもどかしい方向へ日本はなぜか行ってしまうのです。
ほんとうに何故かわからないのです。

それよりもどうしたかったのかわからないという方がしっくりくるかもしれません。

★北進論とは明治の時から言われてきた、ロシアが南下してくる脅威から日本を守るという考えです。石原莞爾も北進論です。陸軍や関東軍は北進論です。
本来は北進論だけでよかったのです。

謎の南進論が出てきます。
南進論とは中国方面に進んで行く過程でできたものです。中国の領土を欲しかったわけでもなく、満州を占領した時とは意味が違います。満州は対ソ連のために必要と考えての行動でした。

★日中戦争って目的という目的が見当たらないのです。目の前の戦いをちょっとずつ追っていったら、日中戦争になってしまったというような…
それゆえに、日本の中にも日中戦争を止めたい人がいたのです。

昭和12年(1937)7月7日
盧溝橋事件(ろこうきょう)

★事件後に、現地では停戦協定が結ばれました。

しかし、近衛文麿内閣が
・陸軍内部や
・政府内部の
強硬派を止められず、強行方針へ。

現地で止まってる戦いを、本国が推すって不思議ですね。
日中戦争はこの判断はどうして?という不思議なことが多いです。当時の人には一個一個に理由があるのかもしれません。

この後は小競り合いを続けて、虐殺行為もあるのでさーっと紹介しておきたい所だけいきますね。
細かいところはwikiをお読みくださいm(._.)m

昭和12(1937)7.29
★通州事件
日本人居留民(一般人)223/385
385人のうち223人が虐殺されました。

通州に日本兵が少なかった。
223人のうち、34人は性別もわからないほど損傷

報道
日本は非道な事件と報道
アメリカも非道だと報道

★大山事件
大山海軍中尉と運転手の斎藤興蔵一等兵が銃撃の上、刀剣で切られていた。所持品なし

報道、国内では
銃撃で頭部は蜂の巣状態と悲惨さを告げる。

★殺害された場所は中国の境界線内
★蒋介石に許可なく国民党軍の兵が行い、中国人死刑囚に軍服を着せて、射殺して偽装
★蒋介石軍も一枚岩ではないんだなと思いました。
日本も一枚岩ではなかった。

大山事件で海軍が強行姿勢をとり、日本本土基地などから海軍航空部隊が東シナ海を越えて南京を爆撃
日中戦争へ


中国内で
共産党と国民党が手を組む

★昭和12(1937)南京事件
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/南京事件




★不思議なことに南京事件は証拠が明確にないんです。20万に大虐殺と言われていますが、日本兵が大虐殺をするような教育をされていたとは思えませんし、証拠が明確にないのです。

1万人殺したとか、4万、5万、10万とか諸説あります。

日本兵の証言もそうですし、中国側に確固たる証拠もありません。

謎です。アメリカの極秘資料にも書かれていないようです。


★南京事件(中国人虐殺)と通州事件(日本人虐殺)を対比させることがあるようです。南京事件を表に出した時、日本だって虐殺されていると…


★★wikiにも書いてありますが、虐殺を比べ合う必要はなく、どちらが悪いという比較しての悪ではなくて、悪いことは悪いという観点で見るべきだとわたしも思います。


★↓

南京を攻略しました。

南京政府は南京を捨て重慶に拠点を移す。


★アメリカが、ベトナムから物資を支援していました。

★★★昭和11年(1936)日独防共協定を結び、対ソ連で協力していこうと約束したドイツが、、、

裏でこっそり中国政府を支援してました。

戦い方を指導する人なども送っています。


そんなことも知らず

★オスカー・トラウトマン(ドイツ人)に和平工作を依頼する。


★★日本では参謀本部は北進論で和平を望んでました。


★★日本の政府外交が……

南京を抑えているからと、好条件で和平に持ち込もうと強気で交渉する。

中国は条件を拒否

和平工作終わり。


今回の記事は思ったよりも長くなってしまいました。






いろんな事件をさーっと行かせてもらいました。

一個一個の戦いに正義を論じたいわけではないですが、

★なんか混沌としていますよね。

中国側も日本側も方針が貫かれてないというか、迷走してるような…


蒋介石だって軍の全部を把握してたかわからないし、日本軍だって、現場の兵士と、本土の軍人と政府の人が、強硬派もいれば、和平派もいて…目的(占領して植民地にしたいとかでもないし)が見えないですね。

そして変な方向へ行くのです。

次回は日中戦争から太平洋戦争になった理由に迫りたいと思います。



本日もお付き合いくださりありがとうございます!