読後感ならぬ「聞き後感」を意識して、会話を変える | 15分早く帰れる!【オフィス仕事術】

15分早く帰れる!【オフィス仕事術】

仕事悩みに即効のヒント満載。効率よい仕事の進め方は? 机周りの片づけと整理整頓のコツとは? 使える職場の人間関係対処法は? 楽な仕事術で自分の時間が増える増える!

こちらの更新は久しぶりです。

人の話を聞く、というのは毎日発生していますよね。
そのときどんな「聞き後感」が残っていますか? 

読後感のように、
会話が終わったあとの自分の気持ちを確認してみましょう。
会話のクセや傾向がわかり改善することができます。

大まかに2つのタイプになるので見てみます。


タイプ1:自分軸の感想が残る

今回はたくさん聞いてあげることができた。
あの部分はこう返事をすればよかった。
あの人のためにこれだけの時間を使ってあげた。


タイプ2:会話に注目した感想が残る


今日は面白い話をたくさん聞けた。
○○さんのこの答えが面白かった。
この部分をもっとたくさん聞きたかったのに。



…いうまでもなく、

聞き手がタイプ2の「聞き後感」を持てる会話のほうが、

内容が広がり豊かです。


会話のテクニックに走ったとき

往々にしてタイプ1の「聞き後感」が残ります。

自分が「~してあげた」、だからいいことをした、

いいことをしてやったという意識になります。


これは危険!


なぜならその意識は相手にバレているからです。

逆の立場になった場合を想像するとわかりますよね。

空気で「ああ、本気で面白いと思ってないよね」と感づいてしまう。

これでは会話が楽しいはずがありません。


2011年から始めている聞き方セミナー では

タイプ2の「聞き後感」を持つための「聞き方」と

考え方を教えています。


3月は東京・八重洲で開催、参加者募集中です。


セミナー詳細/過去のご感想がわかりやすいかも


聞き方を変えると人間関係が変わります。

それは私自身が経験しました。

高じてライターという「聞き仕事」に就いてしまったくらいです。


皆さんもぜひ「聞き方」から自分と環境を変えてみてください。