目からウロコだったのが、日経オンラインのこの記事。
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確かに1つのところですべてを得ようとしたり、注ぎ込もうとすると出てくる弊害があります。だからこそ今のようなメンタルな問題や経済的な問題が発生している。
この記事では、求人情報に載っていない仕事を自ら創り出して、それを掛け持つことで生活している人の例が出ています。1つ1つは小さいもの。おそらくはそれ以上に拡大しないもの。でも、やり甲斐を見つけて充実した働き方をしている。
筆者はこの例から「収入源が複数あることは、今の時代のリスク回避にもつながる」と述べています。
その説はうなずくばかりですが、この働き方には他の効用もあるのではないでしょうか。すなわち「精神的なリスク回避」。
新卒で入った会社に
・仕事の充実感
・豊富な人脈
・ひょっとしたら伴侶との出会い
・経済的な支え
・自分のスキルとキャリアアップ
などなどを全部求めて、全部充足するのは難しい(書き出してこんなにあるのかと自分でもびっくり)。これは、充足されないことで生まれる不安感やプレッシャー、劣等感にもつながりやすい。
でもこれを分散してしまえば。
・天職としてやる仕事
・稼ぐ目的でやる仕事
・人との出会いを目的にした仕事
・自分を伸ばすための少し上の仕事
どれか1つがダメでも、他の拠り所がまだ自分を支えてくれます。
メンタルでつまずくのは「自分がこの世でダメだと思ってしまう」ことに尽きると考えます。それを防ぐためにもこの働き方はありだなと思いました。
会社勤めが窮屈だから自由業を選ぶとか、自由業が不安だから会社勤めを選ぶとか、そういう区分けではなく、それぞれのメリットを享受するために両方やってしまうのもアリ。
正社員だと難しいものもありますが、この点は派遣社員だと身軽に動けそうです。いい記事読みました^^