いわゆる障害者の方と働くということ | 15分早く帰れる!【オフィス仕事術】

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昔、ボランティアだったかNPOだったか、とにかく障害者の人たちを支援する仕事をしている友達がいました。



そのときに聞いたのは、視覚障害者の人たちに美術館を楽しんでもらうイベント。普段はなかなか行けないところを、いろんな詳しい解説をつけたり、実際に触れるようにしたり。




目が見えなくても楽しんでもらえるように企画して、実施したとのこと。



その活動はとても有意義で、参加した人たちにも喜んでもらえて。その活動をしている友達は、何もアクションを起こしていない私よりも明らかに進んだ場所にいました。



でも違和感が少し。



…どうして、そのイベントを企画する方に視覚障害の人がいないんだろう?



聞いてみると、どうしても施す方と施される方、という方向がありました。いわゆる健常者が障害者のために企画して喜んでもらう。



本当に今あるラインをなくすなら、企画する方にも障害者がいてこそ成り立つもの。



障害者雇用もよく言われることですが、企業を見ているとやっぱり健常者が障害者を雇用「してあげている」感じは否めません。



経営幹部側に障害者が含まれているケースより、そのいわゆる健常者がいかに障害者を監督するか、でしかない。



本来なら、タイピングが仕事なら足が不自由な人はスキルと障害は関係ないはず。また、文書を相手にするような仕事なら聴覚障害はあまり影響しません。でもなかなかそうすんなりとは決まらない。



障害者を何%雇用しないと、みたいな話をしているうちはまだまだ特別扱いですよね…。



例えば「東京の企業は関西人を何%雇用しないとだめ」という法律はありません。それは、何%か含んでも含まなくても、仕事には関連がないから。



それと同じで、Aというスキルを持っている人を採用したら、たまたま何人かいわゆる障害者の人が混じっていた、というのが理想なんだと思います。



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