憲法や、自衛隊の派遣、北朝鮮との問題などが出てきて、一昔前よりは「戦争」に関する話題を口にしやすくなりました。
私は「戦争反対」派です。できれば兵器も軍隊もない方がいいと思っています。
「戦争」は基本的に「人の土地に乗り込んで、人の建物を破壊して、人を殺すことも厭わないから頑張ってきて」と国から命令されることです。
どんな大義名分があっても、それが「戦争」です。「平和を守る」とか「家族を守る」という理由であったとしても、上の3要素は変わらない。
自分も、自分の家族も、相手の国の人にも、そんな目にはあってほしくない、と考えます。
もう一つ問題なのは、「戦争を始める人は絶対に最前線には行かない」こと。
国内にはタカ派と言われる政治家の人が何人もいますが、あれは絶対に「重装備で相手の国に行って、武器を人に向けたり、死にそうになる」可能性がない人たちです。
だから平気で派兵するだの、配備するだのと言えるのだと思います。行かされるのは私たち。
政治家は、国民の命を使って国のメンツを保つ前に、やることがあるでしょう。
何のために官僚やら議員に税金から給料を出しているのか。
それは高いスキルを持っている(と思われている)人たちに、高い交渉能力と予測力を使って、他の国と争いにならないような議論の着地点を見つけてもらうために払っているもの。
その努力をせずに、ツケを国に所属している一般市民の命で賄おうというのが大間違いで。
いろんな外交努力をして、その過程がわかって「それでも解り合えなかった、争うしか道がなくなった」という段階ならまた違う考え方もできるかもしれません。
でも、今のこの状況で「武力で解決」と言われても、それはただ外交方面で仕事をする人たちの怠惰、努力不足。
まだ「戦争」という手段を持ち出さなくてもできることがあるはず。
だから、私は「戦争反対」派です。