健康な人っていうのは、健全な知恵が動く


大城清太さん〜神人婆ちゃんの一週間の教え〜より

『僕、ちっちゃい時に風邪ひいたら
「お前の行いが悪いんだよ。お前の行いが悪いから風邪ひいたんだよ」
とか、「病気になったんだよ」って言われるんです。
それって、なんかむかついてたんですよ。
「…これ行いか?」みたいな。
で、その時にオヤジの次いう言葉が
「心を磨きなさい。」
でも心の磨き方を教えないで心磨きなさいっても、どうやって磨くのって話なんですね。
で、その前に頭痛いから心磨くどころじゃない。
まず心を磨くためには「この頭痛をどうにかしてくれよ」って思うんですよね。

ばあちゃんがよく言ってたのが、
僕もすごい今体感して思うんですけど、
心を磨くためには順番があって、まず一番最初に
健康であることっていうんですね。

体が健康な人っていうのは、健全な知恵が動くらしいですね。
人を喜ばそうとか、自分ができることで相手をなんか笑わせてみたりとか、喜ばせてみたいっていう。

健全な知恵っていうのが働いた時に健全な知恵が働いたら心が磨かれているらしいですね。
だから
心を磨くことで体がよくなるとか、頭が良くなるんじゃなくて、
一番最初、からだっていうものがちゃんとバランスが取れて、
健全な体の中に健全な知恵っていうのが入って、
健全な知恵っていうのは健全な心で初めて使われるっていう。

なんかやっぱり
今の世の中って、みんな体バランスとれてるか?つったら…

そしたらバランス取れないときに、じゃあ、いい知恵が浮かんでくるのか?って話ですよ。
いい知恵が浮かんでこないのに心磨けるのかって言ったら…
やっぱそうじゃないですか。
じゃあ健全な体って何か?て言ったら、
自分は「自然とともにどう人が関わっていくか」ということだと思ってます。
やっぱり自然から生きる力っていうのを食べるっていう「食」っていうのをいただいて、
それで体を作られていて。
それに対して感謝するっていうのは、僕ら神人(かみんちゅ)がやってる「拝みごと」なんです。』

自分の身体と環境、未来、
…「食」を考えつつ…