父は隣の別宅に
  一人で住んでいます
    歩いて1分で行けますが・・・

父は家を2回建てました
  1回目は私が中学2年生の頃
    住む人数で部屋数を決めただけの間取り
      廊下は迷路のようでした

  費用はケチり
    断熱材も入れず冬はとても寒かった

      契約した大工の技術が悪いのか
          家がチョット傾いており
             障子襖は動かなくなりました 

こんな家に嫌気がさしたのか・・・
  家族が夫婦2人だけになったので
    2回目は小さな平屋建てを建て
         前の家は取り壊しました

  夫婦2人だけなので
    寝室、リビングダイニング
      キッチン、それに生活の水回り・・・
        これだけ考えれば良いのですが・・・

    設計図を見ると必要な部屋を並べただけ
      生活動線が考えられていませんでした
        一番不思議に思ったのは玄関と勝手口が隣でした

父に意見しましたが
 「聞く耳持たず」でした

   施工が始まって竣工間近になった時
      父が慌てて私の所に・・・
       「リビングルームにエアコンを
          取り付けたいが取り付ける場所が無い」と
            電気工事の人に言われたそう・・・
              室内機からの水抜きパイプを出す穴を
                開ける場所が無いとのこと
                  サッシの補強張りが有り穴開け不可

    父は竣工間近にエアコンを取り付けたくなったようです


  根本的な原因は・・・設計ミス
    天井高が低すぎ サッシ窓枠が高すぎ

      一番の原因は設計の時
         エアコン取り付けを考えていなかった
           そして設計者もエアコンについて考慮しなかった

             リビングルーム以外の部屋を見ても
               エアコンを取り付けられる場所は
                        何処にもありません

父よりも3年早く
  家を建てた私の設計時は
    エアコンの取り付け位置の
      補強及び電源配線まで考慮してくれました
        今考えると父の家の設計はお粗末でした

最終的に
  薄型業務用エアコンを採用し
    水抜きパイプの穴を少し上に開け対応

 父の家には一般家庭用エアコンは取り付けできません