Twitterで以下を見つけて、調べてみると興味深い事が分かったので、自己メモ。

edinetを調べたら、今年5月から旧村上ファンド系の「株式会社シティインデックスイレブンス」が、毎週のように大豊建設【1822】の大量保有報告書を出している(買い増ししている)事の裏が取れた。

 

で以下が大豊建設のチャート。5月以降、踊り場もあったにせよ一貫して上昇基調が続いており、9月以降は更に顕著に上がっている。村上ファンドの買い増しの動きに乗る投機筋も増えているようだ。

以下、東洋経済のレポートを引用。

大豊建設の2020年3月期末の現預金は302億円と、月商の2.2倍ある。同時点の投資有価証券も、住友不動産や京浜急行電鉄株など67億円を所有している。大豊建設の9月8日時点の株価は2794円。PBR0.73倍で、時価総額487億円にすぎない。村上系ファンドにとっては、現預金が豊富で割安となれば”狙いやすい水準”と言える。
別の準大手ゼネコン社員は「株価が安くて、現金や株を持っている。昔の体質から抜け出せず、配当性向もたいして上げず、政策目的の保有株式も減らさないゼネコンもある。そういう会社はファンドに狙われて当たり前」と指摘する。
(中略)
ゼネコンは内需関連株にもかかわらず、外国人保有比率が約2~3割と比較的高い企業が多い。村上系ファンドの攻勢をきっかけに株価上昇や業界再編などの動きが出てくれば、さらに外国人投資家の関心は高まるかもしれない。
村上ファンドvs.ゼネコン、水面下で蠢く攻防戦

ゼネコン銘柄なんて「斜陽産業だし、値動きも無いだろ?」と全く無視していたが、アクティビストが動くとなれば投機のチャンスも多い。暫く動きを追ってみようかと思う。