息子道場は指導が熱心で、週末はとにかく大会か錬成会がありました。


そのおかげでさすがに試合慣れはしました。

試合慣れできたのは大きな収穫だと個人的には

とても感謝しています。


錬成会、大会が多いということはその分

指導者はもちろん保護者の負担もかなりあるというわけで、これは正直きつかったです。

ひとりっ子なら全部投げ出してつきっきりで

参加できるかもしれませんが剣道をしない

兄弟がいたのです。

家庭崩壊しないようにうまくバランスをとりたいところでしたが、置いていく兄弟には何度も何度も文句やさみしいと言われ、

剣道のつきそいを辞退すれば、他の保護者の目が気になり、板挟みで辛い日々でした。


それでも息子が勝って帰ってくれば

ホッとしましたが、負けてチームに迷惑をかけた時は申し訳なく、肩身も狭く感じたり。


私の場合、同じチームの子供達の仲が良く、保護者がとても熱心だったので、かなり助けてもらえました。文句もあったでしょうけれども。

子供たちの絆が固かったので勝っても負けてもフォローしあったりしてたし、親はみんな自分の子供のように面倒をみてくれました。


監督も常に子供に寄り添い、ふざけたり

からかったりしつつ信頼関係を築いてくださいました。


当時のメンバーとは親同士も子供達も

進学先はバラバラですが

今でもいい関係が続いています。


夜中出発の大会参加、

車出し、

早朝の場所とりのための先発隊、

開場からのダッシュ、

宿泊のためのホテル探し、

あ、錬成会でのお相手探し、場所とり、

スコアつけも大変だったな。


色々、色々、


今となってはいい思い出です。


今、その真っ只中にいる皆さん、

しんどいかと思いますが

きっと懐かしく思う日が来ます。