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久々の映画館。クリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズ完結編(らしい)となる「ダークナイト・ライジング」。

バットマンシリーズにしては珍しくスケールが大きい作品だった。上映時間は長めだが、間延びするような感じはなかった。

バットマンの良いところは、一般的なアメリカン・アクション映画とは一線を画したような勧善懲悪でないところであると思う。ヒーローでありながら脆い部分も少なくなく、正義のヒーローである一方で非難の対象にもなり得る二律背反の姿こそが魅力なのだろう。

残念だったのは永遠のライバルであるジョーカーが出てこなかったことか。二人の関係はアンパンマンとバイキンマンのような切っても切れない関係にあると言えるだけに、チョイ役でもレギュラークラスに据えても悪くないとは思うのだが。
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金のエガちゃん。

これも五輪中継に欠かせない!?
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ロンドン五輪サッカー男子準決勝
メキシコ3-1日本


日本が開始12分に大津祐樹の強烈なシュートで先制するも、CKから今大会初の失点を喫して前半をタイスコアで折り返す。


メキシコ相手に決定機を作れない展開が続くと、ミスから逆転ゴールを許す。その後も果敢に攻めるも、ロスタイムにダメ押し点を奪われて勝負あり。44年前(メキシコシティー五輪の3位決定戦)の借りを返される格好となった。


総じて感じたのは集中が切れてしまったことか。同点の場面ではマークのずれがあり、こぼれ球とはいえ相手をフリーにしてしまった。逆転ゴールは扇原貴宏がペナルティエリア前ボールを奪われてしまったのだが、周りのメンバーはボールと相手への注意が散漫となっていたし、GK権田修一のスローイングの判断もやや軽率だった。前がかりになったところを突かれた3点目は致し方ない見方もあるが、これまでの試合を完封してきたDF陣が防げないものではなかった。


メダルを賭けた3位決定戦の相手は宿敵韓国。この上ない盛り上がりを見せるカードとなった。兵役免除もかかっているだけに、並々ならぬ闘志でぶつかってくるだろうから、これまでで最も苦戦させられることになるだろう。