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 ずいぶん前、ある俳誌に載った小学生の


 句を覚えている。


 < 宿題をいそげいそげとほうしぜみ >


 住む家があり、家族が無事でいることに感謝


 して、宿題の山という ”ちっぽけな不幸” を


 乗り越えるとしよう。小学生諸君。」


      読売新聞   「編集手帳」 より




 ちゃまこさんが水泳教室をやめることになり、


 最後の日のきのうも行かなかったとか。


 ブラスバンドもやめることにしたとか・・・。



 ブラスバンドをやめるって、かなしいな。


 夏の終わりに かなしいな。


 こどもの無限にあるような可能性が、


 こうやって、ひとつひとつなくなっていくのも


 成長っていうんだろうな。





 わたしの ”ちっぽけな不幸” のノートに、


 きのう これを書きました。