去年ふと思い出したことがあったんです。


 学校の国語の時間に習ったのか


 忘れてしまったけど、急に浮かんできた


 「スガンさんのヤギ」 というお話のこと。


 とにかく本屋に行ってみました。



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 スガンさんに飼われていたヤギの


 ブランケットが、自由をもとめて山へ


 逃げ出してしまう。



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  そして 夕暮れて



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   暗闇にオオカミの目が光っていた。



  ここで、ヤギはスガンさんのところに


  帰ることもできたのです。


  安穏より自由を求めたヤギの運命は・・




  やさしいことばで書かれているけれど、


  とてもきびしい。



  わたしがヤギだったら、安心安全で


  やさしいスガンさんのところで、


  一生を終えるヤギだなあ。