ぶらり旅

きのうは懐かしい場所に行くので、デジカメを敢えて持っていった。

ふだん外で撮ることはなく、風景にも興味がないからだ。

短歌をつくっているので、心に触れてくるものはすぐ言葉に

置き換えて考える癖がついてしまっている。

五七五七七　のリズムなので、いつのまにか言葉も

５音　７音　の言葉をさがしている。

ブログを始めてみて、どんなに言葉をつくしても、１枚の写真に

とうていかなわないこともわかった。

それで、カバンのなかにカメラを入れていった。

　　　街路樹の若葉が美しかった

　　　いつのまにかマンションが建ち

　　　そのなかに昔のままのそば屋

ひとつひとつよかったのだけど

帰って気づいたんだよね

　　　カメラ１枚も撮ってなかった。

興味ないのかな　やっぱり・・・風景は

　　　でも、これはって思ったことは

　　　　　小さな花屋さんを発見して、わざわざ道をわたって

　　　　　行ったのに、水かけをしていた店の人が知らんふり。

　　　　　こんにちは　くらい言ってくれたら絶対１鉢は買った

　　　　　のに、愛想ないね。若くてきれいな顔をしていたのに

　　　　　残念な愛想のなさに、店を離れてしまったよ。

　ま、これも発見のうち。

　「せっかく行ったのに、もう行かないね」とものまねする

　わんこちゃんゼリーに言わせて、笑い合った。

　　　ちょっといまいちな　ぶらり旅？だった