鰻と土用丑の日 | okiyannのブログ

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鍼灸接骨院を生業としています。
自然と生き物全てが大好きで神社仏閣参りでリフレッシュしています。
身体•心•魂の調和で自律神経整え楽しい人生設計のお手伝いさせていただきます。

土用の丑の日に我が家では鰻丼を戴きました。

衹園祭が終わって猛暑日続く中夏バテ対策出来ていますでしょうか?


鰻は「栄養」の「最高の健康食」なのです。




うなぎにはビタミンA、B1、B2、D、EやDHA、EPA、 ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)など、身体に大切な栄養素が大変豊富です。うなぎは夏バテ解消や疲労回復の効果以外にも、視力の低下や皮膚などを健康に維持する美容効果、脳卒中の予防、口内炎、丈夫な骨の維持、高血圧の予防などさまざまな効果があります。しかも思ってるより低カロリーですので、うなぎは身体とっては実に理想的な健康食品なのです。




ちなみに、日本は世界一のうなぎ消費国です。一般的な蒲焼きや、蒸して油を落として食べる白焼き、肝やお吸い物など、
うなぎの食し方はとても奥が深く多様です。うなぎは魚肉全体に脂肪が多く行き渡っており、水分が少ないのでコクのある濃厚な食感が特徴です。脂肪組織が皮と身の間にとどまらず、筋肉組織にも入り込んでいるので、口で魚肉がとろけるな何とも美味しい食感を味わうことができるのです。

鰻が他の魚類と異なる最大の特徴は、河川や湖で成長し、海に降って産卵する習性をもつ種がいることです。
ニホンウナギも日本列島をはじめとする東アジアの温帯の河川などに分布し、産卵期が近づくと、海へ降って熱帯の深海で産卵します。
ウナギは数年間にわたり、川や湖で過ごした後、産卵場所となる海をめざします。

この産卵場所の海は、種に異なります。
ニホンウナギは
日本の川からフィリピン近海の深海まで移動し、産卵する。
ウナギの卵の大きさは、おおよそ1.6mmほど。産卵して数時間後には、ふ化が始まります。
海で卵からかえったウナギは、まず「レプトセファルス」と呼ばれる1~6cmの柳の葉のような形をした透明な幼生になります。



このレプトセファルスは自力で泳ぐことができず、海の中を一定期間、浮遊しながら育ちます。その後、川の河口の近くに到達すると、シラスウナギと呼ばれる稚魚に変態をはじめ、川の河口の近くに到達します。

細長い円筒形をしたシラスウナギは、大きさ約5~6cm、重さは約0.2gほどしかありません。
それでも自力で泳ぐ力は持っており、川を遡上する段階になると、深い場所から海面近くに浮上してきます。

こうした河口付近の浅い場所は、天敵に狙われやすいので、そのため、暗い新月の夜浮上しているといわれています。
シラスウナギは川を遡り始める時、潮の流れを利用します。
こうして川や湖、池などの淡水域をすみかとしたウナギはその後、背がオリーブ色、腹が黄色がかった白色の「黄ウナギ」となり、この環境下で数年を過ごします。
そして、産卵の時を迎えると、川を下って海に向かい最後の成長段階である「銀ウナギ」となって卵を産み、一生を終えます。

因みに鰻養殖出荷県順位は
2019年でトップは鹿児島は7086トンで40%強ダントツ。 2位の愛知が4362トン、3位の宮崎が3070トンで、4位の静岡と続きます。
静岡県と思っていた方はかなり昔の方ですね。

養殖うなぎはこれまで説明したように「しらすうなぎ」といううなぎの稚魚を仕入れて育てられます。うなぎの稚魚が減少すれば、仕入れ価格も高騰......。し
いずれ庶民は食べられなくなる可能性在ります。