連続猛暑日の影響か❓ | okiyannのブログ

okiyannのブログ

鍼灸接骨院を生業としています。
自然と生き物全てが大好きで神社仏閣参りでリフレッシュしています。
身体•心•魂の調和で自律神経整え楽しい人生設計のお手伝いさせていただきます。

毎年院の南側にアシナガバチが巣を作って子供達を育ててくれます
 
アシナガバチの女王蜂は自分の生まれた巣をよく記憶しており、越冬から目覚めた女王蜂が巣を作り始めるのは3月から4月頃で、
 
巣穴を1~3部屋程つくるとすぐに卵を産みつけて、20日前後で幼虫から成虫へと成長し、6月頃には働き蜂が誕生しだします。
働き蜂が羽化しだすと巣づくりも本格的になり、この頃には女王蜂は産卵に集中するようになります。
 
7月から8月頃までは、女王蜂の産卵や働き蜂による巣づくり・エサ捕り・幼虫の世話など本格的に活動します。
8月後半になるとオスバチが羽化しだし、やがて翌年女王蜂となる新女王蜂も誕生し、9月中旬頃にはオスバチ・新女王蜂が誕生すると巣上にはたくさんの蜂が群がっているため、爆発的に数が増えたようにも見えます。
10月頃の天気が良い日にはオスバチが集団で飛び回り、翌年女王蜂となる蜂と交尾します。交尾を済ませた新女王蜂は、樹洞や石の陰など寒さをしのげるような場所を探し、すぐに越冬場所へと移動します。
 
例年ならこのような写真になるのですが、本年は2匹しか確認出来ませんでした。片方の巣は女王蜂🐝だけでした。
 
 
 
今年の連続猛暑日は、かなり体にこたえますよね。毎日37〜41度でした。人間も熱中症によって死者が出てしまうほど、暑さに勝てないことがあります。このアシナガバチの巣の環境は南側で雨露をしのぐためプラスチック波板の裏側にあります。実際には温室効果もあり42〜46度ぐらいになってたかもしれません。
 
ハチの暑さへの耐性が気になっていました。
ハチは暑さよりも寒さに弱いと言われており、40度くらいまでは活動できると言われています。そのため、これまで猛暑日と呼ばれる日でも、暑さでハチが死ぬことはなかったです。
ご覧のように本年の異常気象は確実に小さな生き物まで影響しています。😂
 
 
蜂に関しては怖いイメージや殺虫剤で殺す話しを聞きますが、
オス蜂には、針自体が存在していませんので、危険度はゼロ。
オスに限らず、アシナガバチは、飛び交っている所に近寄っても、刺されることなどはなく(怖いかもしれませんが・・・)、何の危険もありません。
 
アシナガバチはおとなしい性格で、巣にいたずらをしなければ、ほとんど刺してくることはない。むしろ蛾や蝶の幼虫を駆除してくれる益虫である。この蜂は院のサツキに付く害虫を駆除してくれます。
初夏にこのハチの巣があると、害虫が増えないので、殺虫剤やネットを使用しないで野菜の栽培・収穫ができる。家庭用には最適である。
また、子供の頃は貴重なタンパク源として蜂の子幼虫を食したハチの一部はアシナガバチである。
コロナだけでなく地球温暖化や異常気象が収まってくれますように…❣️