抗がん剤の副作用とできること 2,味覚障害 | すい臓ガンで教師しています

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2018年7月にすい臓ガンが見つかりました。2019年3月に14時間あまりの摘出手術成功。再発しないよう抗がん剤治療中。
抗がん剤の副作用やガンについてのあれこれ、日々の思いなど、多くの皆さんと共有できたら、とブログにしています。

私の治療に使われている抗がん剤は、アブラキサンとゲムシタビン。

点滴で、最初に吐き気止め、アブラキサン、ゲムシタビンとそれぞれ約30分。前後の処置を入れると2時間と少し。

これが、週に一度、二週間連続でおこなって、次の週はお休み。三週間を1セットとして、3セットが1ターム。

私は、現在、3ターム目。

 

副作用は人によって違うので、あくまで私の場合です。

 

副作用で一番困ったことのひとつです。味覚障害がこれほど食欲に影響するのかと改めて知りました。

最初に、辛いものがダメになりました。少し塩分が強いと、舌に塩がすり込まれたようになり一晩経っても治りません。

だんだんいろいろなものの味が分からなくなり、正に「砂を噛むような」感覚です。こうなると、全く食べられなくなる。

昼間は、職場の売店で弁当を買っていましたが、辛くて食べられなくなり、始めて弁当を作るようになりました。

薄味の卵焼きをつくり、冷凍食品の総菜から食べられそうなものやスーパーの総菜。甘いのは感じるので、カボチャ系がおいしく感じました。総菜の肉じゃがは、なんとか食べられるレベル。

揚げ物は悪い油を使っているのがすぐ分かるようになり、職場近くの有名チェーン店の弁当は全く受け付けなくなりました。

 

12月の抗がん剤2ターム目を終えた頃にはパンやビスケットは食べらるが、炭水化物は次第にダメになってきました。なぜか助六寿司はオッケーで、晩ご飯は助六という日が増えました。

調べると、様々な対策が出ていますので、自分の症状に合わせたものを工夫するしかありません。飴やうがい、口を動かす顎の体操みたいなものもあります。いろいろやってみるしかありません。

 

12月に、胆嚢炎、胆管炎で入院しました。その時に分かったのが栄養失調状態であること。点滴いれた水分が体中をふくれあがられました。普通食になったときに、食事が食べられないことをドクターに相談し、薬に亜鉛を追加して頂きました。栄養士の方もいろいろ工夫して下さいましたが、退院まではほとんど食事が取れませんでした。

 

どうしても食べられないときのために、エンシュア・リキッドを出して頂きました。

 

亜鉛を服用してから、味覚障害はずいぶんマシになってきました。血液検査で、亜鉛の値は標準になっていますが、だから味覚障害が治ったわけではありません。

今は一通り、何でも食べられますが、味が感じられないものもあります。昨日の朝、朝マックで、ソーセージエッグマフィンとハッシュポテトを食べましたが、ほとんどおいしいとは思えませんでした。でも、なんとか完食できただけ良かったと思います。日によって感じる味も違ったりします。

 

こういう副作用も早い段階でドクターに相談するべきでした。亜鉛の入ったサプリも持っているのですが、たくさんの薬を飲んでいるので、ダメだろうと最初から飲みませんでしたが、今はドクターの許可をもらって飲んでいます。早めに、ドクターに相談していくことが一番重要だと感じました。

 

エンシュア・リキッドは処方箋が必要ですが、メイバランスは普通にスーパーで買えます。食事が取れないときには、良いと思いますが、高カロリーなので、注意が必要です。