都市のさいはてで

いくら後悔しても

ここではとり行われるどのような儀典もないから


天使が騒ぎ、哄笑する青空のなかで

わたしは

あなたの果てしない航海を許した


わたしから離れていく

あなたの声の湿度に光が重みを増し

美しい波の飛沫を

棄てきれずに

ただ私は遅れていく


いつまでも終わらない

この有限なる遅延