置賜の言葉の記録を調べてると、使ったことも聞いたこともない言葉が出てきたりする。例えば、たえごだえごむす(発音通り表記)がそれだ。ネットで探しても何か分からず、昆虫の方言名等で当たり、やっと共通語風に書くと「タイコタイコムシ」であり、漢字表記は太鼓太鼓虫であるらしいと分かる。タイコムシは別方言ではヤゴ(トンボウの幼虫、置賜ではあけづ[アゲズ])を指すとか、他にもオタイコチャンと言う地域があるらしい。こんな風に方言はどんどん無くなって行くのだろう。国立国語研究所の木部暢子先生等は、今後数十年の内に共通語に置き換わってしまい、残るのは関西弁くらいであると悲観的な意見を述べておられる。

