沖田夫妻 銀魂

沖田夫妻 銀魂

甘い甘い結婚生活。うれしいこともつらいこともふたりで…

銀魂、沖田総悟結婚生活夢小説。

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俺は、本当はいつだって

あんたを抱きしめていたいんでさァ。

かほ…お前もそうだろィ…?

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ちゅん、ちゅんちゅん


カーテンから陽が差し込んで、目が覚めた。

「ん…」

伸びをして起き上がると隣ではスヤスヤと総悟が寝ている。

無防備な表情で可愛いな、と思って微笑んだ。

ちゅっ

かほは、名残り惜しそうに総悟のほっぺに軽くキスすると朝の支度へ向かおうとし…

ぐいっ

「ひゃっ!」

手首を引っ張られて体制を崩した。

そのまま起き上がった総悟の胸にとすんと収められた。

「捕まえた」

寝起きの声でそう言うとかほをやわらかく抱きしめた。

「びっくりしたわ…いきなり」

照れながらそう言うと、んー
と総悟がすりすりと甘えてきた。

まるで猫のように、
かほの存在を確かめるように。

「かほ、良い匂いだねィ」

付き合い始めた時に総悟に良い匂いと言われたのをきっかけに今までずっと同じシャンプーを使っている。

「総悟も同じ匂いよ」

今ではすっかり嫁シャンな総悟の首筋に顔を寄せた。


ーでも…ちょっと違う。

総悟の元々の柔らかい香りに包まれた優しい匂いがする。

この世で一番安心する香り。


「ぐぅっ…」

いつの間にか、かほにもたれ掛かって総悟はすやすや寝始めた。

「総悟…?」

彼の頭を柔らかく撫でるとさらさらな髪の毛から柔らかい匂いが香ってきて思わずかほまでうとうとしてきた。

「総悟といると…安心するの」

ー付き合いはじめてから結婚した今の今まで、ずっと、ずっと私を抱きしめて守ってくれた彼…
うれしいことも辛いことも常に総悟の腕の中だった。

その度に胸がじぃんとなって暖かいものに胸が包まれてきた。

「総悟…」

耳元ですやすやと寝息を立てる旦那様に
まわした腕をよりきゅっと強くして
「…ずっと抱きしめてね…?」

小さな小さな声でささやいた。

ずっとそばに居たい。
そんな思いをこめて。

照れくさいから彼には秘密で伝えてみる。


かほは柔らかく微笑むと総悟にまわした腕をもどそうとした。

その時、



「…いつまでも、ずっと抱きしめてやりまさァ」

耳元でそう囁かれて総悟にぎゅっと抱きしめられながら甘い、甘いキスをされた。




かほは朝日を浴びながら、うれしさとはずかしさにほっぺを桜色に染めた。