沖田夫妻 銀魂 -2ページ目

沖田夫妻 銀魂

甘い甘い結婚生活。うれしいこともつらいこともふたりで…

銀魂、沖田総悟結婚生活夢小説。


いつだってあんたは俺を癒して暖かく包みこんでくれる唯一無二の存在…

ずっと、俺の側にいてくだせェよ…?

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寒さも和らいで、日が暮れるのもだいぶおそまってきている今日この頃。

いつものように家路を急ぐ。
かわいい、かわいいお嫁さんが待ってるからねィ。

家の前までくると煮物の出汁のきいた良い匂いがしてきて思わず深呼吸をした。

ささやかだが門をくぐると玄関の表札をちらっと見る。

沖田 総悟
かほ

結婚したんだなぁ。と考えて少し微笑んでしまう。


チャイムを鳴らすとトタトタと足音が聞こえてきてドアが開いた。

「おかえりなさい」

やわらかい笑顔で割烹着姿のかほが出迎える。

「ただいま」

つられて俺も笑顔になった。


かほといると普段ポーカーフェイスの俺も表情豊かになる。
かほは特別だ。


「おつかれさま、ご飯もうすぐだから」

刀を受け取りながらかほは言った。
いつも刀は玄関でかほが受け取ってくれる。

甘いかほのにおいがふんわりと漂ってきてたまらなくなって
ぎゅっと、うしろから抱きしめた。

「ん!…総悟?」
「かほ、好きでィ」
「わ…私も好きよ…?」

突然のことでドギマギしているけれど声色が少し甘えたようになっている。

ぎゅうっと更に抱きしめると、ん…とかわいい声が聞こえてきた。

やべぇ…。

帰ってきて早々に彼女の全てが欲しくなってしまう。

いつもなら襲ってたところだが…
今日はちょっと勝手がちがう。

かほを離すと
「ご飯…炊けたみたいだから準備するね」

かほは少し頬を染めて台所の方へ行った。

俺はかほが行ったのを確認すると隊服の内ポケットから細長い箱を出した。

「喜んでくれるかねぃ…」
彼女の笑顔を想像して微笑んだ。






「そう…ご…」

夕飯を済ませふたりで風呂に入って支度を済ませてから寝室で甘い情事に浸った。

かほはゆっくりと俺の胸にもたれてうつらうつらしている。

かほに夜着をかけてぎゅうっと抱きしめてほっぺに軽くキスした。

「かほ…俺ァ、この時間が一番好きでィ。かほの一番近くであったかい気持ちになれまさァ」

「私もよ…もっともっと側に居たいとも思うの」
そう言ってやわらかく微笑んだかほが愛おしくてぎゅっと抱きしめるとかほの長い綺麗な髪を指で梳いた。

すると気持ち良さそうに俺の胸にすり寄った。

かわいい…

ついつい寝顔に見とれてしまった。

やべぇ…!

渡してぇもんがあったんだ。

ハンガーに掛けてある隊服からゴソゴソと箱を取り出す。

彼女の喜ぶ顔を想像しながら、彼女の背中を優しくポンポンとさすった。

「かほ…」

「ん…総悟…?」

「これ…」

俺は箱を差し出した。

何度もかほにプレゼントを渡したことはあるがやっぱり照れる。

「え…!」

かほのトロンとしていた目がさえた。夜着の前を合わせ起き上がった。

箱を開けると可愛らしいバラがモチーフのネックレスが入っていた。

「これ…わたしに?」

「他に誰がいるんでィ。俺はずっとかほだけでさァ」

「うれしい…」

ほっぺたを染めて俺の胸に抱きついてきた。

「また宝物が増えた」
嬉しそうにネックレスを行燈の灯りに翳してじいっと眺めている。

そんなかほが可愛くてぎゅうっと抱きしめると

「ありがとう…」
とほっぺにキスをしてきた。

「これからもずっと…ずっと総悟とこんなふうにしていたいなぁ」

「あたりめぇでィ!あんたは俺のお嫁さんなんだぜィ?絶対離してやらねぇから!」

俺はそう言うとかほは、クスッと笑って

「うん」

と嬉しそうに言った。





かほの側にいるために生きてもっとかほを笑顔にして幸せにしてやりたいと強く感じた。

今の俺はどんなに辛い試練も乗り越えられると感じた。

彼女のやわらかい光につつまれてならー…。