アンティーク食器
神戸元町のさらやしき、沖食器です。
沖食器は今年で、おかげ様で、創業85年になりました。
そんな訳で、けっこう旧い食器が、残っているんですね(^^;;
実際に売っていた物の残りなので、いわゆるアンティークショップなどで売っているような物はありませんが。
面白い食器や珍しい物もあるので、いろいろ紹介していきます。
名付けて「沖コレクション」、略して「沖コレ」(笑)
では、まず第一弾。
ノリタケのティーセットです。
なにが面白いのか?
普通やん。
と思いますよね⁇
これ、戦時中の商品なんです。
たぶん、「沖コレ」の中でも一番レア物です\(^o^)/
いきなり一番もってきちゃった…
さて、なんで戦時中の物で、なにが面白いのかというと、
戦時中で金属が全て武器、弾薬に使われていたので、
通常、金線を引くところを茶色で線を引いているんです!
それだけですが、これが歴史を証明している貴重な資料なんです。
しかもそれが、碗皿六客とポット、シュガー、クリーマーまで揃ってるのは、すごいんですよ!
さらに当時は、商品のランクによって等級が付けられていたのですが、
やっぱり他の材料もあまり良いのがなかったので、この商品は六級と低くなっています。
当時、90銭です。
これはノリタケの社長も何人か見にきた品です。
そんなに貴重な食器がなぜ沖食器に⁇
それは、
まず、戦時中にこんな洋食器を使って、洋食を食べていたのなんて、東京と神戸くらいでした。
しかも空襲でみんなやられてます。
当時の洋食器なんて残ってるはずがないんですが、
先代の社長の奥さん、私の祖母が
「戦争が終わった時に、食器がなかったら、お客さんがお店開けられへん。神戸の人がおいしい洋食を食べられんと困るやろ。」
という祖父の想いに応えて、
子供も赤ちゃんもいたのに、商品の食器を持てるだけ持って、疎開したそうです。
これからも、
この祖父母の想いを受け継いで
食器を通じて、笑顔を広めていきます。
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