<間違いだらけの野球教室>打席での考え方について | 元社会人野球選手が教える子どもの才能を引き出す方法とは

元社会人野球選手が教える子どもの才能を引き出す方法とは

野球を通じて出会った子どもたちを、親の子どもへの関わり方、指導者の正しい理論とは真逆の教え方で大好きな野球をやめさせたくない、大好きな野球を楽しく長く続けてほしいという思いで情報発信している。

<間違いだらけの野球教室>打席での考え方について

 

 

先日、私の所属する草野球チームの初練習が行われました。初練習と言うこともあるので軽めに練習をする予定でしたが、開幕戦が1月の末から始まることになり、目を慣らせる必要があるので練習初日ではありましたが実践に近い練習をしました。

 

 

打撃練習でこんな練習をしました。

 

 

私がピッチャーをし、マウンドよりかなり近い場所から投げます。結構近くなります。そこから投げるのですが打ちやすい球を投げるのでなくキレのある速い球を投げます。

 

 

引退して約10年で寒い中とは言え私が肩を温めて、力を入れて投げればかなりいい球を投げれますし、キレも球威もある球を投げれます。

 

 

私が投げたキレと球威のある球を打ってもらうのです。しかも近い距離からです。練習初日から打てるのでしょうか?そしてこの練習の目的は何だと思いますか?

 

 

結果から言うとみんな打つんですよ!しかも芯でとらえていい打球を飛ばすのです。私もそれなりに球には自信があったので打たれないだろうなと思ったのですが簡単に打ったのです。

 

 

かなりショックでしたが・・・もう球威はなくなったのか・・・

 

 

では、なぜみんないい打球を飛ばせたのか?そしてこの練習の意味は何なのでしょうか?

 

 

簡単に答えては面白くないので皆さん考えてみてください。同じような場面を想定してください。皆さんだったらどんな考えをもって打席に入りますか?

 

 

ヒントは打席に入る前に私が「速い球投げるよ!」と言います。

 

 

どうでしょうか?おわかりですか?

 

 

この打撃練習が終わった後に選手に聞いてみました。「打席で何を考えて立った?」ほとんどの選手が「速い球にタイミングを合わせて真っすぐを狙って打ちました」と答えました。

 

 

いくら速い球で近距離とは言え真っすぐと分かっていればそれに合わせてタイミングを取れば打てるのです。

 

 

と言うことは試合でも速球派のピッチャーが来ても真っすぐにタイミングを合わせていけば打てるのです。

 

 

練習で打てて試合で打てないのは打席での迷いがあるのです。

「変化球が来るかも・・・」「どっちだろう・・・」と言う迷いや「打てなかったらどうしよう・・・」「フライを打ったらどうしよう・・・」と言った不安が出てくるからなのです。

 

 

以前の記事にも書きましたが「割り切って打席に入る」例えば「真っすぐを狙って自分のスイングをする」と決めて打席に入るのです。それで変化球が来て三振してもOKなのです。

 

 

自分の考えをしっかり持って自分で決めたことであれば問題ないのです。

 

 

それに対して指導者が「あーだこーだ」と言う必要はないのです。特に小学生や中学生には選手に任せればいいのです。このことについては以前のブログを参考にしてください。

 

 

この練習をすることで選手はかなり自信を持つことができます。そして真っすぐに対して自信をもってスイングできますしヒットを量産することができます。

 

 

この練習を続けていけば重量打線になることは間違いありません。あとは試合でどのように考えるかだけです。「割り切った考え方」にできるように指導者は選手にアドバイスする必要があります。

 

 

<質問、感想をお待ちしております>

質問、感想はこちらから

 

----------------------------------------------------

もっと詳しく知りたい方はこちら→沖増茂伸ホームページ

 

こうした、すぐに役立つ情報が40ページ以上も!
期間限定でメルマガに登録していただいた方に、

無料で贈呈します。

「沖増茂伸のハッピーベースボールPlaying Letter」

<詳細とお申し込みはこちら>

 

庭に防音付きバッティングゲージが欲しいと思っているあなた

 

東京ドームを貸し切って試合がしたいと思っているあなた