スパイスが好きなので、カリー系以外にも様々な地域の料理に興味がありますが、NYに住んでいた頃に大好きだったアメリカ南部料理のケイジャンをヴィーガンで作り始めました。
ちょっと本格的にスパイスミックスを調合し、それをベースに基本の豆料理、ジャンバラヤ、ガンボなど。
楽しく美味しくできています。
ケイジャンフードはフレンチテイストが南部の食文化と出会った、最高に美味しいアメリカ料理。
初めて食べたのは東京にある、アメリカ料理とバーボンのお店にて。
その頃新しかったテックスメックスなどを出していたレストランでしたが、NYに住んでいた頃も美味しいのをたくさんいただきました。
パンダ豆と青菜のケージャンスタイル。
シンプルな素材だけどスパイスでとても美味しい。
その中でもグラッドスクール在学中に、インターンをしていたデジタルアーティストがご自宅での食事に招待してくれた時に、彼の奥さんが作ってくれたのが、感動的な美味しさでした。
アーティストの出身地がニューオリンズで、レシピはお義母さまからの直伝だそうで。
その時奥さんは「レシピ通りにやると大変だから、ちょっとラクチンしちゃってる」と言っていたので、ケイジャンは手間のかかる料理なんだと思っていたんです。
基本のスパイスはとてもシンプル。
でもそう思うのは日常でスパイスとハーブ料理を作っている今だからなのかも知れません。
ケイジャンシーゾニング。
オレガノが使われているのはメキシコ料理からきているのかな。ニューオリンズはメキシコ湾に面した港湾都市だなぁ。
タイムが入るところがフレンチの影響かな、などと空想の旅が楽しいのがスパイスミックスの醍醐味。
ジャズやブルースも聴こえてきます。
この基本のシーゾニングで作る、シンプルな豆の煮込みとジャンバラヤ、そしてこれも大好きなアメリカ料理であるクラブケークをプラントベースで作るクッキングクラスをオンラインでやります。
クラブケークは蟹ではなく、ジャックフルーツとエノキ。
まだまだ寒いですが、スモーキー&スパイシーなアメリカ料理をぜひご一緒しませんか?
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