沖縄は今が年間で一番野菜が豊富な時期で、葉野菜、根菜、果菜、花・茎菜、豆類にハーブと、ロコファームに所狭しと並んでいます。
ゆるゆる断食に向かって少しづつ食事も変えていっていますが、今旬の野菜を逃したくない煩悩を甘やかしつつ、昼食は固形物を口に入れるようにしています。
最初の冬はまだ固定された季節感があったので、1月からトウモロコシが並んでいるのを見て"ええ~っ?"と思い、5月を過ぎた頃、夏を前にすっかり無くなってしまうのでもう一度驚きました。1月にはスイカも出ます。ちなみに葉野菜は夏には殆ど出てきません。
沖縄では、「夏に葉野菜を作れるようになれば、億万長者。」と、農家の人たちの間では言われているのだそう。
ロコファームは生産者の名前が値段と共に張られていますが、美味しい野菜だったなと思った時には冷蔵庫にそのシールを張っておいたり、お名前を覚えておいたりします。
先日は毎年美味しいビーツを出している方のお名前で、スイスチャードが出ていたのでさっそく購入し、お浸しとペペロンチーニで楽しみました。ちょっと土臭さがあるスイスチャードですが、葉がとても柔らかく、甘みもあって美味でした。
見ているだけで、楽しい野菜。
そして今の時期、ケールが頻繁に出てきます。私はケールはサラダでばくばくいくのも、ラップの皮としていろんなものを包んで食すのも、スナックのケールチップスも大好きでして。
見つけたらほぼ即買いします。
チーズなスナックが食べたい、と考えていた矢先だったので、チーズィー・ローケールチップスをわんさか作りました。もともと柔らかいケールでしたが、仕上がりはまるでほうれん草のようで甘い。絡めたカシュー・チーズとの相性は抜群でした。
沖縄ケールのロー・ケールチップス。パートナーも気に入ってくれ、即日無くなる。
クラス終了後のスナックとしても、受講生さんたちに好評で嬉しい。
ロー・チップスなので、デイハイドレイト。途中裏返して10時間ほど乾燥。
本物のチェダーチーズだと思った受講生さんもいましたが、デイリーフード・フリーです。カシューの甘みとニュートリショナルイースト、隠し味にスモークパプリカなど入れてみたら、とても美味しく仕上がりました。
チップスはこれをケールにたっぷり絡めます。他にもディップとして蒸し野菜と食べたり、アイオリとしても重宝する便利なペースト。今までで一番美味しくできたので、分量をメモ書きしておきます。
チップスはオーブンでも作れると思います。温度は低め(130℃位?)に設定し、様子を見ながら20分くらい。ケールの端が色づき、焦げないうちに取り出してください。
乾燥させる場合も同じですが、お互いにべったりくっつかないように、間を十分に開けてトレイに乗せます。
☆カシュー・チーズクリーム☆
【材料】
*出来上がり量は多め(中くらいのボウルに半分以上)
ロー・カシューナッツ(一晩浸水)・・・・・・・・・・1+1/2カップ
ニュートリショナルイースト・・・・・・・・・・1/3カップ
エキストラバージン・オイル・・・・・・・・・・1/4カップ
水(ミネラル水や、浄水されたもの)・・・・・・・・・・・・・1/2~カップ
アップルサイダー・ビネガー・・・・・・・小さじ1
スモークパプリカパウダー・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2~1
カイエンペッパー・・・・・・・・・・・・・小さじ1/4
ターメリックパウダー・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
海塩・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
*ターメリックはチーズっぽい色付けのためなので、省略可。
上記の他にオニオンパウダーやガーリックパウダーがあると、もっとファンシーな味になると思います。撹拌する時にブレンダーが回らないようなら、水の量を少し増やしてください。
今ふと思いましたが、水の代わりにナッツミルクでも絶対美味しいでしょう!今度作ってみなくては。