今年の初め頃に、Robert Sturman氏を知りました。ヨーガのアーサナを撮りつづけている、アメリカ人の写真家です。

ご自身もヨーガ修行者であり、ヨーガのポーズの美しさと力強さを、彩々なロケーションの中で表現されています。

 

 

 

 

NYC出身のアーティストのようです。私が知ったのは沖縄に来てからで、沖縄のUSベース、アメリカの基地内に住んでいた、ミリタリー所属のヨーガの先生に教えてもらいました。

 

Robert Sturman氏は、いつ最前線に向かえというコマンドを受けるか分からない緊張に晒されている兵士たち、その彼らがアーサナをとる写真もたくさん撮っています。

 

そしてリタイヤし、中には体の部分を失い、もちろん心も負傷したベテランたちのアーサナも。

 

 

 

 

彼はヨーガのアーサナの雄姿、美しさを、先に書いた"彩々なロケーション"、というのは必ずしも場所のお話しではないのですが、例えばある時は自然礼讃の中で。

また別の時には抗いがたいポリティカルな色をまとう中で、あるいは観る者の審美眼が震わされるような世界を用意して、それ、アーサナをどう観るのかと問いかけてきます。

 

前線に向かう前のジェットの前で、刑務所で、アフリカでヨーガをする人々。カンサー・サバイバー、何かの幸せが弾けそうな勢いの人。

 

 

 

 

彼が撮った、来年は100歳になられるヨギー、Tao Porchon-Lynch氏の写真もとても好きです。私は5年前のNYCヨガジャーナル・カンフェレンスで、彼女のレクチャーを拝聴しました。よく通る、魅力的なお声。

ヨーガを鍛錬することによって、あなたは確かなものを手に入れるのだとのお話しには、大きなヒントをいただきました。

 

ヨーガのアーサナは、パーソナルなもの。正しいポーズなどはありません。

そしてひとつのアーサナを、万人とシェアできる不思議が、とても愛おしいです。

 

あなたのアーサナと、私のアーサナ。

みんな違って、みんないい。

 

 

Robert Sturman氏のサイトはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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