先週末は土曜日の「食事瞑想」、日曜日はインド・スリランカ料理教室と、食繋がりのWSが続きました。

サンクスギビングもあり、食を考えた人たちも世界的に(笑)多かったのではないでしょうか。

 

食事瞑想は今回オキシャンティのスタジオで開催となりましたが、弘子先生がお膳をご用意してくださり、誘導瞑想よりも食事がメインではないだろうか、という最近の傾向がますます顕著な素晴らしい精進料理でした。

 

 

 

ご参加メンバーは何度もリピートしている「食事瞑想」常連の方々。

いつも違ったご感想を聞くのも楽しみです。

 

 

 

和食の色合いと言えば、黒っぽい、茶色がベースになりがちですが、

弘子先生のお食事は必ず花のような華やかな色合いが差してあります。

 

 

 

小豆のお粥、ビーツの酵素漬け、車麩の焚き物、胡麻豆腐に梅味噌とワサビのソース、柿と蕪の浅漬けに小さな林檎の焼き菓子と、いつものように「苦味、酸味、辛味、甘味、塩味」と全ての味覚に、精進料理の「淡味」が入っています。

 

淡味とは、ただあっさりとした味、というよりも、素材本来の味をいただくお料理の仕方で出す味です。「淡」とは禅道でいう「中道」、素材と戦わずして、その自然なうまみを味わえるような調理の仕方をするということでしょうか。

 

お酢を使わない酵素ジュースに着けたビーツ、柿と蕪のあっさりした浅漬けなど、生きている野菜の命が広がるようなお味でした。

 

 

 

 

毎回弘子先生がいろんなお話しをしてくれますが、今回は小学校に呼ばれて話をしてきたことをお聴きしました。

 

「みんなのからだは何でできているの?」

という質問に、「骨」、「筋肉」、「頭と胴体、手と足」などの声が上がる中、「食べもの」と答えた女の子がひとりいたそうです。

「そうだね、食べたものがみんなのからだを作るのよね。じゃぁ、こころは何でできてるの?」

と聞くと、今度はみんな、難しそうな顔で黙り込んでしまいました。

 

「こころも食べものでできてるんだよ。」
との弘子先生の言葉に、初めは不思議そうな子供たちだったようですが、「今日のご飯を大事にいただこうね。大事にいただいたら、こころに良いものが、たくさん栄養がいくからね。」

との言葉には元気なお返事が返ってきたそうです。

 

 

 

「好きな人に尽くしたいのよね」、と笑う弘子先生。

とても大切にして頂いております。

 

 

そのお話しから、「食事瞑想」もまったく同じことをしているなと思いました。呼吸して、「今、ここ。」の感覚を研ぎ澄まし、命である食物を口に入れ、しっかりと味わう。

作物を作った人、それを運んだ人、調理してくれた人に思いを馳せ、感謝し。そしてそれを口にできる幸福に感謝して。

 

丁寧に、生きていく。食べることをないがしろにしない、それは最初のひとつ、自分を粗末に扱わない方法です。

 

沖縄に暮らし始めて、マクロビオティックの師匠である弘子先生を始め、食に関わる素敵な人たちにお会いしています。LLMPの芳子氏、ON OFF YES NOのふみちゃんとたかしくん。インド料理の師匠であるプーナム先生に、アーユルヴェーディックWSや料理教室を開催してくれる石垣島もだま工房のまなさん。チャリティーヨガでコラボしてくれるZHYVAGOのみなさんと、りんかちゃん。

そして大好きなイスキヤのおにぎりを握る、めぇみちの博美さんとモリオさん。

 

彼女の握る、まんまるいお結びもまた、生きてる食物を口にする幸せです。

 

 

🍙

お握りの写真をアップして、#OnigiriActionのタグ付けすると、

いろんな企業が給食5食分の寄付をしてくれますよ〜🍙

 

 

 

 

 

 

 

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