東京研修中、上野アメ横にてインド、スリランカ、タイ料理のスパイスを買ってきました。

アメ横センター街の活気のある地下市場は、インドの他にも東南アジア、韓国や台湾の食材店がひしめき合う、心躍る場所です。

 

 

 

"高級珍味"の表示が笑えますが。

 

 

私がスリランカ料理によく使うランペ(パンダンリーフ。タイではバイトーイと呼ぶ。)が生で売られているのも感激しましたが、タイ料理のレシピによく出てくるカーというタイショウガを始めて見ました。こぶミカンの葉も、生は凄い香りです。もちろん手に入れ、戻るまでは実家の冷凍庫に保存して沖縄に持って帰りました。

ちなみにランペの和名は、"ニオイアダン"です。

 

 

 

グリーンカリー・ペーストの食材。手前ニンニクの左隣にあるのがカー。

 

 

まずはグリーンカリー・ペーストを作ります。うちはインド・スリランカ料理の頻度も高いですが、タイカリーも大好き。ですがカリーペーストを一から作るのは初めてでした。

ロコファームのちゃんぷる~市場にはレモングラスが途切れなく置いてあります。葉だけのものもあれば、タイ料理で使う根の方だけを合わせて売っている場合もあるので、沖縄ではタイ料理作る人が多いのでしょうか。

 

このカー、またはガランガルなどと呼ばれるタイ生姜、タイだけではなく広く東南アジアで食されていますが、生姜とは随分違う味です。こぶミカンの葉と同様、目が覚めるようなさわやかな香り。これに、レモングラスが入るともう、何だかあのバンコクの町並みや、コサムイ島の海辺が浮かんでくるようなタイの香りです。

 

 

 

出来上がったグリーンカリー・ペースト。酸化しないよう、表面をごま油で覆って冷蔵庫へ。

 

 

その3つのタイの香りを使って、トムヤム・スープも作ってみました。もうこれだけでタイの味なので、プラントベースでも大満足のとっても美味しい味に仕上がりました。

少し寒くなってきた沖縄ですが、暑い夏が来たら「今日のヨーガとインドカリーランチ」クラスでタイ料理もいいなぁ。インド・スリランカ料理教室でも、タイ料理もやりたいですね。

 

 

 

 

なるほど、トムヤムスープにはカーが欠かせないものなのだ、と納得しました。ガランガルとは英語名の日本語読みで、ヨーロッパでもかつては重要なスパイスだったようですが、今はリキュールなどに入れるのが一般的のようです。原産地の一つである中国では、胃腸の薬として古くから重宝されています。

 

調べてみると、精油も使われているんですね。ガランガル精油の心への作用は、"悲観的でまじめな心を温め、楽観的に、幸福感を与えてくれます"とありました。

 

しばらくタイ・サマディーライフを楽しみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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