今年の沖縄の6月は、平均して2度ほど気温が高かったようです。湿気も多く、連日暑いですね。

ということで、今日のお昼はスリランカスタイルの南瓜のカリーを作り、クコの実と蒸らしたバスマティー・ライスといただきました。夏の沖縄には、ココナッツミルクを使ったインド南部料理やスリランカ料理がよく合います。


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スリランカ料理の多くには、モルディブ・フィッシュという濃い旨みが出るかつお節が使われています。なので托鉢をいただく修行僧たちは、時として完全ベジタリアンではないんですね。いただくものは何でも食されます。

香取先生のWSでの学び。かつお節は元々インドで作られましたが、それを芸術品に仕上げたのが、それが伝わった四国でした。カビを付けて繰り返し水分を抜きながら熟成を繰り返す工程によって、うまみ成分やビタミンが格段に増える。江戸時代にはすでにその豊潤な旨みを持つかつお節が完成されていたと云われます。

話は戻りますが、ただ日干したかつお節といっても、モルディブ・フィッシュは濃厚な味をスリランカ料理に与えてくれます。今日ランチに作ったのは、玉ねぎやガーリックといった香味野菜を炒めずに、モルディブ・フィッシュをはじめとするハーブと煮込む、ココナッツミルクのカリー。
これだけで、しっかりと満足な味に仕上がります。

スパイスの不思議、妙と魅惑。惹かれてやみません。








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