昨年はヨーガの勉強の年にしようと、殆ど毎月TTやWSに出かけました。魅力的な先生たちに出会い、お師匠のクラスも春・秋と受講でき、とても充実していましたが反省していることもありまして。
それはひとつの学びを十分に咀嚼できていない状態で、別のものを入れていったことです。月2回、翌週にWSを受講したこともありました。

振り返ってみると、いつも東京遠征時にはなるべく多くのヨガクラスに参加する、という慣例を破って集中したジョー・バーネット先生との陰ヨガTTが、一番学びが深まったように思います。
言うまでもなく、私の個人的な事情とは関係なくジョー先生のご指導は素晴らしいもので、
指導者としてのその姿勢、向き合い方にも特別な影響を受けました。師匠、とお呼びしたいお一人であります。

今年も学びを享受できたことに感謝しています。世界のどこかで、できればまた来年もお会いできることを祈っています。



clock


早朝の瞑想は毎朝5:30からスタート。シンギングボウルの誘導が心地いい。


今年は基本的にホームの沖縄に居たいと思っていましたが、「好きな人に会いに行く。」と決めてから清水、熊野などヨーガだけではない旅に出かけました。その目的とヨーガとが繋がったのが、今回のお師匠の"秩父復習リトリート"だったのだと改めて思います。

頻繁に会っている仲間たちも、4年ぶりに再会する面々も秩父行のレッドアロー号の車中ではまるで修学旅行のような盛り上がり。今回のリトリートに参加した同期は11人、全参加者の3分の1を、私たち2011年合宿組が占めていました。


sam


いろいろなTTやWSにいるスケルトンには名前が付いていることが多い。お師匠のは"サム"。


rug


師匠の座。


早朝の瞑想から始まるお山の一日は日常の喧騒から離れた贅沢な時間です。朝練で体を動かした後に無言でいただく朝食を終えたら、温泉へ浸かり座学に備えました。
講義が終わって食事瞑想の昼食へ。その後再び温泉へと向かい、午後の座学を待ちます。座学が終わって夕食を摂ったら、主にヨーガ指導に関しての心構えを学ぶイブニングセッションです。


openBath


大浴場の外にある露天風呂からは紅葉が。沖縄では感じられない凛とした冷たい空気。


TT合宿より多少時間に余裕があるものの、どしん、と重量のある講義と学びで毎日ぐったり疲労します。しかし理数系のお師匠がデザインしたリトリートは、魅力的な導入部から始まり章立てへ、そして各章の核心部へじりじりと移動。理解が浸透した辺りでサプライズな展開を挿入し、更に深層部へと、とてもうまく構成されていました。

解りませんね、これじゃ(笑)。

リトリートの内容はここには書けませんが、たくさんの具材を使ったおいしいコース料理のようにリッチで喜ばしく、といった感じ。でも伝わるものはとてもシンプルです。いろいろな角度から、同じことを繰り返し、教えてくださいました。

そうだった、と思い出す学び、そうだったのか、と新たに深まる学びがありました。お師匠の教え方、アプローチはいつも同じではないけれど、学んでいるのは変わらずお師匠のヨーガ哲学、4年前に私が大きな影響を受けたそれであります。

繰り返し学び、それをほんとうに深く理解できるのはいつになりますか。私も伝えたいことを全力でお伝えしていきたい。大好きでたまらないもの。

真剣に向き合い、こころから伝えたいと思うものを抱き、それを
伝える。
このハイテンションなユニット、The Piano Guysのミュージシャンたちのように。好きでたまらない。チェロが、ピアノが、ヨーガが。

ありのままに。





















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