立春の満月。

立春、今日から春のはじまり。そしてまた、春夏秋冬・四季のはじまりでもあります。

立春は一年を一日に例えたときに、夜明け前の「丑三つ時」にあたるそうです。沖縄もここ数日寒さが続いていますが、あちこちで満開の桜が、近づく春の気配を感じさせてくれます。

そして今日は満月。太陰暦でいうと、今日から一年の最後の満月ということです。次の新月（19日）は旧暦の元旦で、この月が欠ける頃に大晦日を迎え、新しい年がはじまります。昨年から今年への引き継ぎとなる月、今年新しく始めたい事など、あれこれ考えてみたいと思っています。

スタジオから、大きな満月です。

立春大吉は、縦に書くと全ての文字が左右対称で、表から見ても裏から見ても、立春大吉と読めます。

立

春

大

吉

これに関しての面白い話。昨日の節分には厄除けの豆まきをした方も多いと思いますが、その昔、立春大吉と書かれた御札が貼ってあった家に鬼が入った事がありました。ふと鬼が振り返ると、さっき入る時に見えた立春大吉の文字が見えたので、「まだ入ってなかったのだ」と逆戻りして出て行ってしまった、というものです。

それゆえ、立春大吉のお札を貼っていると厄除けになると云われているのだそう。ともかくも鬼が入ってきちゃうなら、お札がブロックできるわけではないのね、と突っ込みたくなる点もありますが(笑)。

冬来たりなば春遠からじ。

オキシャンティのサイトHPはこちらから。