今日あった、心を動かされたこと。

ほぼ毎日通っていらっしゃる、難病を患っているある受講生さんの両足は、いつも芯から冷えたようにつめたい。プラーナーヤーマ(呼吸法)をしても手先から肘、上腕までは暖かくなりますが、脚から足先までは変化がありません。治療の一環で受けていた点滴も、脚には効かなかったとお聞きしました。
ところが今日、陰ヨガクラスで股関節をほぐすポーズをしてもらう間に、足裏、足の甲を中心にマッサージをしていたら、なんと何と右の足がほんわかしているではありませんか!こんな事は初めてでした。「温かいよ?!」と言いますと、「ここに来てからじゃないかな(来る前は冷たかった模様)。」とのお返事。

すごく嬉しかったです。ほんとうに。

彼女の自己治癒力の、強さの素晴らしさ。私にできることは、その力を出すお手伝いをすることです。それは多分、彼女が私を信頼してくれているからこそ、有効なのだなと感じます。彼女の私へのリスペクトに感謝します。

何よりも、絶対に良くなるのだ、という強い意志。ヨーガは自分でやらなくてはなりません。それは脳の再教育であり、現状からの離脱です。習慣を変えるのは簡単ではありませんが、瞑想的な行動を身につければ、気づきは深まります。それは食事を集中してゆっくりと取る、といったことだけでもいいのです。

この泣けるビデオは(私は最初観た時に号泣しました(笑))、連続的なパラシュート降下で背骨が詰まり、生涯自力で歩くことはできないとドクターに診断された元兵士の、ヨーガによる再生の記録です。ヨーガをトレーニングに取り入れているプロレスラー、DDP/ダイヤモンド・ダラス・ペイジ指導の下、走るまでに至る彼の意志とヨーガの可能性に励まされる思いです。

Bravo!!





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