オーガニックのほうれん草が、どっさり手に入りました。ショウの勤務先で、有志が栽培している元気な野菜。お出汁と卵でとじたり、ペペロンチーニにしたり、などで楽しみましたが、まだ山のようにあります。それじゃ、パルク・パニールだね。ほうれん草とリコッタチーズのインドカリーを、久しぶりに作りました。


palk



パルクはほうれん草、パニールはリコッタチーズ。ネパールではサーグ・プーリという名前です。パニールは豆乳で作りました。1ℓの成分無調整の豆乳に、酢を大さじ一杯と、チリ、塩少々を加えて沸騰させます。今回は梅酢を使ったので、塩はなし。昨年漬けた梅から出た梅酢です。


soycheese



spices



私のインド料理の師匠、プーナムジのレシピゆえ、作り方は非公開ですが、使うスパイスをちらっとお見せします(笑)。
どのタイミングでどう調理する、の妙で味のハーモニーが広がります。


paste&paneer



ほうれん草のペストと、豆乳リコッタチーズが出来上がり。


wholeSpices



ホールスパイスを投入。インド料理作りで、一番好きな瞬間。
この後スパイスと玉ねぎが絡まる香りは、五感に働きかける媚薬のようです。



PP




インド料理を本格的に習う前は、カリーは辛くないとダメなんだと思っていました(笑)。でも、このスパイスの、絶妙なコンビネーションによって完成するインド料理を知ってから、カリーの美味しさは辛さではなく調和なのだと知りました。その融合から、あの混沌としたインドの奥深さを改めて感じ、味わっています。

今日も美味しくできました。
ナマステ




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