例年初詣に行きます、泡瀬ビジュル。お昼少し前に着いたら、鳥居の外まで人が溢れていました。


nobori


torii


内地のものとは違う、ビジュルの鳥居のしめ縄。オキシャンティの玄関にも飾ってあります。


それじゃ、行ったことのない成田山に先にお参りして戻ってこようか、ということで海沿いをまわって南下。坂道途中から渋滞が始まっていたので、道路脇にあったどちらかの広い駐車スペースに車を置かせていただき、歩きました。


line


お寺まで10分弱で到着。手水場まで行列ができています。


naritasan


五色の布が、珍しく雲一つない晴れの沖縄の空に、美しく映えていました。



護摩焚きをしていたので密教系なのだろうと思いましたが、沖縄成田山福泉寺は、真言密教の根本仏・大日如来の化身である、お不動を本尊に奉っています。千葉の大本山、成田山新勝寺の別院であり、沖縄返還時に車両通行が右から左に変わるため、交通安全を祈願し、新勝寺より僧正をお迎えしたそうです。
沖縄では、成田山のステッカーを張っている車をよく見かけます。



gomadaki

sea


本堂からの景観は、太平洋が広がります。
何というか、このお寺も仏教寺院なのだなぁ、という個人的に不思議な感覚です。


goshiki



omikujiBox


英語おみくじを引いてみた。大吉"Excellent"をゲット!ありがとうございます。


excellent




お参りを済ませ、同じく行ったことのない、世界遺産の中城(なかぐすく)城跡まで足を延ばすことにしました。城、と書いて、ぐすく、と読みます。渋滞を避けながら少し遠回りをし、沖縄の城跡は全てがそうである、美しくも力強い中国式城壁を観てきました。


entrance



arch



stairs


castle


gate




城の中には、拝所(うがんじょ)、祈りの場所がたくさんありました。私は沖縄で近寄れない場所が結構あるのですが、中城城跡の拝所はそのどの場所も、ここはダメだ、と感じるところはありませんでした。
沖縄の戦国時代の英雄、王家と勝連の戦いを阻止しようと、平和を願iって自害した護佐丸が住んでいた城です。正門近くの神ごとの場、久高島を望む拝所とヒヌカン/火の神の室は静かな佇まいを残し、その穏やかな空気が印象的でした。
護佐丸亡き後、首里奪取を目論んだ阿麻和利の妻のお名前が凄いです。百度踏揚 (ももとふみあがり)。護佐丸の孫娘ですが、百回踏まれても起き上がる、という意味でしょうか??

沖縄、私にとってまだまだ不思議が一杯です。



traffic


中城城跡から見た、すぐ近くの成田山。すごい渋滞です!
私たちもビジュルに戻りましたが、さらにも増した長い行列に今日の初詣は諦め、
明日出直すことにしました。





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