読谷の清流舎が「bio cafe 清流舎 」としてリニューアルオープンしました。昨日はそのオープニングパーティーということで、リマの卒業生達や清流舎のお客様などがお料理を手伝う豪華なお食事会となりました。私は人間ドックの胃検査があり、残念ながら会食からの参加でしたが、みなさん、とっても勉強になったとおっしゃっていました。


OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-HijikiSalad

ひじきと根菜がたっぷりのサラダ。奥はフラワートルティヤとワカモレディップ。


全てオーガニックの贅沢な素材で作られた美味しいお食事。ビールもオーガニックが出ていましたが、昨夜はお酒はいただかず、それぞれのディッシュの繊細なテイストを味わいました。ヨーガの合宿で入山していた時に、前日の夕方から翌日夕方までの「沈黙の行」を致しました。昼食では食物に感謝し、色や形、味をあじわいながら口に入れた一口一口を時間をかけて咀嚼します。わずか3品を2時間くらいかけて食すのですが、これが類稀な経験になりました。精神と感覚が繊細になり、意識が内側に向いてゆく。時間が溶解する、まさに瞑想的な空間での食事となるのです。

カリフォルニアには数日から数週間、沈黙で過ごすリトリートやワークショップがたくさんありますが、やはり隔離された環境でしないと、なかなか難しいですよね。日常生活を一日沈黙で通すのは無理だとしても、食事の時間ならどうでしょうか。


OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-Namafu

柚子風味のつけダレでいただいた生麩。初めて食べました。

アーユルヴェーダでは、いのちを補うための大切な3つのものを、睡眠、食事、そして純粋意識(自己治癒力や免疫力などの自然知性をもたらすもの)だと教えています。いのちにとって最も良い食事は、その土地の旬で新鮮な素材で作られる、適量な油を含んだできたての温かい食事。そして一緒に居て快適に感じる人と、落ち着いた心と環境であまりおしゃべりをせず、食事に注意を向けて食べることが大切なのだと言います。マクロビオティックでは、美味しくなりますようにと願いを込めながらお米を研ぎ、炊き上がったらへらで十字を描いて天地返しをします。地産の旬の食物を食べる姿勢はまったく一緒、心を込めて調理し、感謝していただく。

テレビを消して、雑誌やコンピュータも閉じて、お一人でもいいんです。音や音楽があったほうがお好きでしたら、あまり邪魔をしないものをかけてもいいと思います。ご自分が快適だと感じられる環境を整えて、食事の時間を少し瞑想的に過ごしてみましょう。何か気づきが、きっとあるはず。


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