私が

叔母の介護から

死去後の諸々の後始末を経験して

痛烈に感じた事…

 

 

それは

契約モノは

非常に厄介であるという事

 

 

 

この世の中は

様々な契約の上に

成り立っていて

 

契約するのは

とっても簡単なのに

 

解約は

メンドクサイ仕組みになっている

 

 

 

さらに

何と契約しているかって

本人しか把握してないモノも多く

 

年会費タダ…みたいなヤツは

本人ですら忘れていたりする

 

 

 

 

解約手続きは

基本、本人がするのだが

 

認知症など

本人の心身の状態によって

その作業が難しくなると

 

解約へのハードルが一気に高くなる

 

 

 

 

叔母の時

最も難儀したのが貸金庫だ

 

金庫の中身は空っぽだが

認知症で

解約出来ずに

死後の相続までそのまま放置となった

 

 

 

 

ムキームカつくのが

その間も貸金庫使用料の請求が

キーパーソンの私の所に来たのだ

 

 

 

 

「どうにかならないのか?」と

銀行に何度も問い合わせたが

 

馬鹿の一つ覚えの如く

【後見人制度】の一択でムキーッ

 

財産が無く

夫も子供もいない

特養に入っている叔母に

お金を支払って後見人を立てる意味が無いと

 

私も頑張って交渉してみたが

らちが明かなかった

 

 

 

 

「アナタの叔母様がこの先

10年生きていれば

10年分

空の貸金庫の使用料は

身内のどなたかが払います。」

 

この行員の言葉は絶対に忘れないムキー

 

 

 

 

同じ轍は踏まないメラメラ

 

 

 

 

 

私は、終活する母に

とにかく

契約しているモノを

出来る限り解約して欲しいと頼んだ

 

 

 

母はすぐに

解約しまくった

 

 

 

デパートの友の会から始まり

 

 

金融関係は

定期預金は解約し

 

複数持っていた

銀行口座も減らし

 

年金が入る普通預金1つに絞ったあせる

 

 

 

 

てっきり

父の名前で契約していると思っていた

車ETCやガソリンカードが

 

調べてみたら

母が契約者になっていた

…なんて発見もあったポーン

 

 

 

母の名前で契約されているモノは

母のスマホとタブッレトだけスマホ

 

私はホッとしている