足が不自由で
介護が必要な高齢女性が昔を語る
戦争中の両親の姿
彼女の父親は
県庁に勤めていたので
戦地に行く事は無く
戦時中の父親は
赤紙を配達するのが仕事だったそうです
明けても暮れても
召集令状を配達するというのは
とても心に負担を感じていたようで
娘心に
父親の辛さを察知していたそうです
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質屋通いで
生活を切り盛りしていた母親を
そばで見ていたそうです
子供たちに心配させまいと
明るく振る舞う母親でしたが
質に出すものが底をつき
ついに
母親の布団を質に出してしまったのが
冬の寒い時期だったそうです
母親が
蚊帳を掛け布団代わりにしていたのを見て
胸が締め付けられるようだったと
私に話てくれました