ワレモコウ

 

スーパーのお花のコーナーで見つけて

素通りできず

連れて帰った。

 

この季節には

かならずこの花をお部屋に飾っている。

 

秋の始まりを告げる色とフォルム‥

 

ひとかかえもある束を拡げたら

一本ずつ手にとって

まずは、

葉っぱを一つひとつ茎から外していく。

ワレモコウにはこの作業が欠かせない。

葉っぱは

手で下に向けて引っ張るようにすると簡単に外れる。

 

葉っぱがなくなって

花だけになった茎を花器に差していく。

 

 

花器と不釣り合いなくらい

背を高く活ける。

きょうは、

黄色いオンシジウムと

それまで活けていたドラセナもいっしょに。

 

 

細い茎の先に

ぽってりと花をつけるフォルムが好きだ。

 

茎と茎の間の空間に

秋のエネルギーが満ちみちているように感じるからかな?

 

 

ワレモコウ‥

秋の訪れを教えてくれる花。

 

 

 

 

余った短い茎も

小さな花器に活けるととてもかわいい。

もう花器にお水は入れないでも大丈夫。

このままドライになってくれる。